千代崎川の周辺で崖に挟まれる

横浜・山手の千代崎川・・・を目指した訳では無かったのに、結果的に千代崎川跡に来ていました。

千代崎川は根岸の丘陵地帯から流れ出す三本の流れ:北から、猿田川・簔沢川・江呉田川が山元小
付近で合わさり、東へ流れ東京湾に注ぎます。
合流地点付近を除き暗渠化されています。蓋がされたのは大分前ですが、一昨年くらいに蓋を外して再整備を行った箇所もあるようで・・・見学したかったです・・・


前半は山手周辺の崖に沿ってうろうろ。
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「西之谷」に面する急崖。一斗缶が湧き水を受けとめています。




























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波紋が。

これが「赤道を越えても腐らない横浜の水」・・・?

あれは井戸水だったか。











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至る所階段だらけ。
石材置き場脇の階段。十字架が、ここが横浜だという事を再確認させてくれています。

























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崖の突端部にさしかかると、駐車場の一角に非常に印象的な崖下稲荷。






























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先っぽには神性がありますね。
いや、崖下側の下界から見たら凹みか。
中の上くらいの広さを有する駐車場とこの祠、どうかこのままで。
本当神秘的な場所です。




















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遠景。
後ろ髪引かれ、名残惜しい。

こういう場所に限って、次来た時には必ず跡形も無くなっている確率が高い。。






















いつまでも あると思うな 好きな場所



~ふと気が付くと、自然と千代崎川のエリアに入っていました。

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この辺りは結構幅広の暗渠です。

テープで消されてる箇所は何て書いてあるんでしょう・・・?
とにかく2t以上の車は入らないで下さいね。






















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早速橋跡も。名前はわかりませんでした。
この辺はこういう形状のゴミネットなんですね。
場所毎に違ってて興味が湧きます。





















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はす向かいの橋跡。
この秋葉原っぽい小さな電気屋さんの出店みたいなのが可愛かった。

























私が気に入ったのはここ。
暗渠本体は左筋で、このガードレールで囲われた半円状の中州みたいな空間。
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こちらも千代崎川の看板にテープしてありますね。

冒頭でも触れましたが
>横浜市三千分の一地形図を見ると、千代崎川は山元小学校の付近で三方からの流れを合わせて下っていくようです。

私の歩いたのはほんの一区間ですから、全て辿ってみたいですね。












「中洲」の周りの素敵な風景
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何でしょこの半月みたいな、エンクロージャーされた一角は。。。




























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あとで別角度の写真も載せますが、ここも雰囲気の或る一角。
右の壊れそうなバルコニー(物干しか)、鷺山を背後に抱く銭湯のさくら湯、防火水槽、暗渠上の車止めに干されたマット。





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舗装がシマシマ。
















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鷲山の崖が綺麗。

空耳ストの安斎さん曰く「最近、横断歩道の舗装でも躓く」と。
シマシマ舗装で私もコケました。つっかかるんですよね。















 

 





→学生注目~!脱線タイム、縞々と言えば、水玉も出合った事あります。
こちらは埼玉ですが~~~
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手前が水玉。
ここは異素材mixも優れモノ。甘辛mixみたいな言い草だな。

連続する蓋世界の中で、悔しいほど魅せてくれますなあ。






















******

商店街に出てきました。
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すっかりスケルトンで駐車場に転用されているストア。
江古田の富士の湯さんと同様です。

ここの奥に第六天のお稲荷さんがあります。
傍らで商い繁盛を見守っていたのでしょうね




何で鶏肉屋さんって別なのでしょう。。

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ちょっとびっくりした

















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稲荷脇のリアカーに干されていたのは
































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銀杏と、隣の物体は何だろ。切干大根?
切干大根食べられないんだけど、今なら食べられる気がしてきた。
年取るってこういう事なのかも。









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近接する稲荷湯さん。

昔、番台から三助さんを呼ぶ時
男湯は拍子木を一回、
女湯は二回打っていたんだそうです。









テレビでよく目にする「都内最後の三助さん(日暮里の銭湯にいらっしゃる)」を思い出しました。
以前の上司にそっくりなんです・・・

頼んでみたいけれど、死ぬほど垢が取れそうで一応恥ずかしい。
あと、うちの親は「出歯亀」とかそういう語を今でも使います。

猫が風呂場に水飲みにくるのですが、そういう際に。



ここまで来たら三渓園の海食崖の地層を見たかったな。
手持ちの地図では埋め立て以前で、本当に海に面した団子鼻みたいな形でね。
今は湾岸線がぐわあん~と孤を描いている所。
それに、ドルフィンでソーダ注文して「貨物船こいやー」って血眼で待ちたかったけど。
ワシン坂の湧水も見たかったし。
でも暑かった・・・

追記~「本牧十二天の茶屋」という素敵な写真を長崎大学付属図書館幕末・明治期日本古写真データベース~で見せていただきました
d0250051_1021172.jpg

綺麗で丁寧な着色写真。
同じアングルの他の貴重なお写真も多数見せて頂く事が出来ます。
ありがとうございます。



不動坂かた見た本牧岬、というタイトルの写真も素晴らしいです。
今では眺む事叶わぬ風景が広がっています。


根岸湾=ミシシッピ・ベイ
本牧岬=マンダリン・ブラフ

外国人が絶賛する風景で、船舶からの目印にもされていたとの事。


本牧十二天社の沿革はこちら。

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あの~・・・何だか凄いんですが・・・
強烈に刻んでて・・・
















しゃこ貝みたいな地形です。↓
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************
また足に水ぶくれが出来て疲弊しましたが、帰りがけ、車窓から京急平沼駅の廃ホームが見えて俄然元気を回復しました。目がギラギラしちゃったようだ~。

************

私の敬愛する富田均さん。

傾いた家・古い商店・アパート・古木等々あらゆるジャンルの「惹かれ物」の地番や表札名、防火用水の形状等、都内各地のデータが全部頭に入っているような方。

流石だなあ・・・
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by onnbubatta | 2012-10-19 11:55 | 神奈川 | Comments(8)
Commented by 猫またぎ at 2012-10-19 13:32 x
千代崎川なんて自分以外の人に報告されることは永遠にないんだろうなあ、などと思っていましたが、意外と身近にいましたねw
千代崎川も山手の台地もくまなく歩いたつもりでしたが、写真は見たことない場所ばかりでしたねwww

三本の流れが合わさっていたのですか。
私は二本しか確認できていないようです。
どこを見逃がしているのかな?
Commented by onnbubatta at 2012-10-19 20:46
>猫またぎさん
一部区間しか歩行できてませんが、千代崎川、いい人なんです。
記事中程にリンクを貼った横浜の地形図を参照するに、山元小学校付近(もと江吾田小)に末流の青い水路線が僅かな区間確認できます。
根岸森林公園の谷戸から発して北流するようです。
こちらのHPが非常に参考になるかもしれません。
http://tiyozakirekisi.wordpress.com/2011/05/23/%ef%bc%889%ef%bc%89%e7%8c%bf%e7%94%b0%e5%b7%9d%e3%80
特に、「マップ」のページが素晴らしいです。
猿田川と蓑沢川も「猿蓑」みたいで面白い組み合わせですよね。
Commented by sumizome_sakura at 2012-10-20 14:11 x
先月、スリバチ学会でさくら湯のところまでは行ったのですが、崖下稲荷は見逃してしまいました! ああ、もったいない....第六天稲荷も気になりますね。

本牧あたりは東京湾に突き出た岬ですけど、その内でも千代崎川の低地に向かって丘が岬状に突き出ているんですね。岬のなかの岬だから神性が特に濃いのでしょうか。
「千代崎」とか「猿」とか「蓑」とか、川の名前もなんかそれらしくて....心をちくちく刺激されますw。
Commented by onnbubatta at 2012-10-21 16:00
>sumizome_sakura様
コメントをいただきましてありがとうございます。
そんなツアーがあったのですね。羨ましい限りです。
崖下の祠は観察してみたのですが特に何の文言もいわれも確認できず、それが更にかきたてられるものがありました。

非常に何かが「こもって」いそうな気配が感じられます。
第六天もそうなんですが、近くに「本牧十二天」と言う地名があります。
そして私も「千代崎」、特別な感じのする、物語性のある名前だと思いました。
第六天、十二天の存在も相まって、やはりこの岬はただならぬ存在ですね・・・
「アースダイバー」の内容を強く喚起させられる場所でした。
Commented by 猫またぎ at 2012-10-22 12:36 x
何と千代崎川の公式ホームページができていたのですね!
私が訪問した2年前にはありませんでしたよ。
橋を保存する動きがあることを知ってほっとしました。

私が行き損ねている江吾田川の位置も地図で確認しました。
どうもほとんど痕跡がなさそうな感じですね。
Commented by onnbubatta at 2012-10-22 17:10
>猫またぎさん
橋の名前も細かく記載されていますね。
写真の橋跡は「大和橋」にあたるのでしょうか、この商店街自体も谷筋のようですね。

他の二つの流れと比較して江吾田川、難しそうな感じですよね。
根岸森林公園本体も米軍に接収されていた時期もあるし、支流の谷頭は米軍関係で地形も変わっているのでしょうね。
踏み込めないエリアですね。
Commented by sumizome_sakura at 2012-10-23 00:37 x
追加、ありがとうございます!
写真、きれいですね。胸が少ししめつけられます。

崖下の祠は、もうなんというか、本当に岬のなかの岬なんですね。どんな神様がいたのか、気になります。

第六天は、中世神話でアマテラスオオミカミに日本の国土の支配権をゆずる「旧き神」なので、すでに消え去った人々の痕跡の印しみたいなところがあるようです。社も、昔の地脈や交通路沿いに点在する感じで。
なので、「ああ、ここはそういうところなのか…」と思いました。
Commented by onnbubatta at 2012-10-23 09:31
>sumizome_sakuraさん
こちらこそ深い示唆を頂戴し、ありがとうございます。
第六天(大六天も同様でしょうか?)のお話、非常に惹かれます。気になる場所に立地している印象を持っていましたので・・色んな云われがあるようで、今は魔王のイメージが広まっているのでしょうか。
禅譲的?な解釈を初めて伺い、目が覚めた気がします。存在が地の成り立ちを伝えているのですね。

(ちなみに場所は違いますが、狭山の大六天さまは「散らかし大好き」の神様で民間信仰的色彩が強く親近感が湧きます。)

彩色写真、見ていると時の経つのを忘れてしまう程楽しいです。
根岸海岸、山手百段階段等々・・・


暗渠、猫、池、高低差、崖、弁天、軍遺構、建築、階段、廃線、天体   その他徒然(適当です)


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