カテゴリ:前谷津川( 16 )

深く険しい谷の変遷を辿る~前谷津川 鶴舞谷(東武練馬)

前回に続いて、板橋区を取り上げます。

今回の谷は、板橋水系のバイブル「いたばしの河川」内で一番印象に残り、心の奥底にとぐろを這わせて棲まわせていた谷。
前回の記事でいただいたコメントでインスパイア&背中を押されたのもあります。何年か前にも痕跡を辿ろうとしたのですが、、、昔の地形図でかなり急峻な谷地形を見せながらも上流部は完全な平地で。どんな谷で、如何なる変遷を辿って今に至るのか。

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「今昔マップ」1896-1909より引用させていただきました。
左側地図中央付近に、等高線の密な谷が南から北へ、そして北西方向に落ちています。
東上線の北側手前あたりから、西台中央通り付近~西徳通り付近となっている部分。
西徳通りは現在でも谷になっているのが現地を歩いても体感できるのですが、西台中央通りはこの険しさを微塵も感じさせない平地になっているのです。

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グーグルアース東京地形地図さまより引用させていただきました。
画面中央辺りに道路筋と、谷のうっすらした痕跡が見えています。左側:前谷津川中尾谷(不動通り)とその支谷たち、右側:蓮根川の谷に挟まれる地勢。その中央にはかつてさらに険しい谷が走っていたのです。

「いたばしの河川」の記載に拠ると、 

「徳丸小学校のあたりの周辺は今は平地だが、昭和20年頃までは窪地であった。湧水があり「ツルマイ池」があったと言われている。
都のゴミ捨て場となり埋没しその後は西徳第一公園になっている。」

こんな内陸に都のゴミ捨て場・・・?感覚的に理解が追い付かず。
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当ブログで何度か登場している、手持ちの「ワラジヤ」さんの地図。昭和41年の発行。
地図の中央付近に「塵芥処理場」表記があります。

「ツルマイ池」の位置に関しては、資料によって微妙に異なっており、それがこの谷を一層謎めいたものにしている印象が私の中では濃いのです。→(後述していきます)

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前掲の「西徳第一公園」に赴くと、「西徳土地区画整理組合」による竣工碑があり、(背後にコモディイイダが見えています・・・暗渠仲間の方で”コモディイイダ暗渠沿い出店&立地説”を提唱されている方がいらして、、まさに該当していますね)

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「昔この地は西台と徳丸の境界にあたり20m程の谷間でその中央を流れる小川が村境でした。その両側は鬱蒼たる雑木林に覆われ、昼間といえども谷間に入るものは数少なく、昔の人は鶴舞池と言う池があったといわれています。
 
昭和7年よりこの谷を東京都がごみ処理場として埋立て開始、35年埋立てを中止、この付近一帯を区画整理により住みよい街づくりをしようと、同38年11月事業認可を受け道路公園敷地等土地所有者が持ち分に応じ減歩し区に提供して区が造園したものである。」

「掃き溜めに鶴。」と独りごちてしまいます。思わず。

二つ上の、昭和41年地図で西台と徳丸で色分けされた部分を村境とすると、想定される小川の流れはこのような感じに。
東上線の北側付近を、南→北方向へ、そして大きなカーブを描いて北西方向に村境を形成しています。この大きな湾曲が今回の谷の形状的特徴。

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1997年に練馬区から出版された「田柄用水を訪ねて」という教育用の冊子に収録された「練馬区水車分布図(M26北豊島郡全図を下図にしているもの)」にも、同様の村境と、それに重なる水路線(最上流は、上記の地図でいう塵芥処理場辺り)、鶴巻池らしきもの、が描かれています。
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境界線に絡みつくような川、この図における川の始点からほんの少し下った地点にある黒い物体は鶴巻池でしょうか?
(それとも、ここだけインクがドバッと出ちゃったよ、みたいな感じなのか)
こちらの地図、あとで鶴舞池の場所を考える際にもう一度述べます。

はっきりと確認できるものでは、内務省復興局の地図~大正12年「赤塚東部」大正14年「志村西部」に、現在の西徳通り付近を北西に流れていく水路が描かれ、谷沿いには田が開かれていた様子もわかります。

また、1963~67発行の住宅地図では、最下流付近(現在の不動通りの谷に合流する、水路の名残?)が見て取れます。

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1963~67の住宅地図で見える水路跡を、1965-1968の今昔マップ上におとすと大体このような感じになります。


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写真の奥が不動通り。今回の水路の最下流辺り。たまたま見掛けた更地に、かつての川沿いの景色を重ねます。


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↑8年前にこの辺りを撮った写真には、崖からこの水路に流れ込む側溝のような物件があったのですが、今回通ったら跡形もなくなっていました。

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谷を彩る百日紅。西徳通り。

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こんな崖を形成した流れ~水の勢いに思いを馳せます。
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対岸の台地(西台3丁目)を望む。

下流域はこうして谷地形が確認できるものの、上流域の地形の失われ方。。。
上流域の地形をこれほど改変した「都の塵芥処理場」について、公園の碑や「いたばしの河川」以外に記載のある資料では、2000年刊行の「東京都清掃事業百年史 昭和前半の埋立処理場 内陸低地の埋立投棄」の項に、

「西台処理場は(内陸における主な埋立処分場のなかで)もっとも大規模であり、かつ長期間使用された。当地では昭和4年(1929)頃、新市域の町村のごみを埋め立てる為に業者が地主から土地を借り受け、ごみの収集運搬と埋立処分および有価物回収を行っていた。

この付近は最大30mもある深い谷になっており、ごみ埋め立ての場所としては好条件のため、都が特別区全域のごみ処理を行う事となった際に、この土地を業者から引き継ぎ、35年まで直接使用した。面積は順次拡大され、最終的にはおよそ6万㎡になった。

埋立て作業は、谷の上からごみを投げ捨てる、いわゆる「投棄埋立(オーバーダンプ)」方式である。ごみが投棄された斜面等では、有価物の回収が行われた。埋立終了後、本処理場は覆土や排水路および道路を整備して地主に返還する事になっていたが、地形が大幅に変わったことなどから、地権者に呼び掛け、土地区画整理事業として整備した。それに要した費用は約6500万円であった。」

また、付近の小学校周年誌やWEB上にも以下のような記載がありました。
 
付近の小学校周年誌:「1960年(昭和35年)頃まで今の小学校の南(ツルマイ谷)は東京のごみ捨て場でした。戦争中はそのごみを掘ってふるいにかけ、良いところを堆肥として他府県へ打ったということです。戦後は、掘ったその穴へまたごみを捨てました。」
「・・・ごみの上に土を盛った運動場だったので、雨がふるとどろどろになりました。運動会の前には砂をまいたり、石油を燃やしたりして土を乾かしました。」
 
WEB上における記載:(卒業生の話として)「雨が降るたび、校庭の砂が浸食されて流れ出し、土の中から陶器やガラスの欠片が出てきた」

過去の住宅地図(1970年以前)によると、谷の上流域(西台中央通付近)に「塵芥処理所」「○○(企業名)ゴム処理場」の表記が見て取れました。
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「清掃事業のあゆみ(1977)」より、西台処理場の写真。昭和36年。竣工碑には35年埋立て中止とありましたが・・・造成中の写真でしょうか。

東京都都市整備局の出している「大規模盛土造成地マップ」を見ると、この付近一帯が区内でも最大規模の造成が成されている様子。
当該マップ内においては、23区内で一番規模の大きい部類の造成地になるのでは・・・

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昭和38年の「国土地理院空中写真」より。白い部分が上流域、かつての谷に「西台中央通り」を通すための土台ができつつあります。

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同じく昭和41年、谷の上流域はほぼ現在の区画の土台が整い、西徳通り(谷の中流域。画像では中央上から北西方向へ)の下地ができつつあります。

そもそも、最初にごみを埋め始めたのは、既に小規模な私設のゴミ捨て場などがあったからなのだろうか?谷のエリアとしてはどこの辺りから埋めていったのだろうか。。貝塚のような画像を思い描いたり。航空写真の変遷などをみると、谷頭の方から埋めたように見受けられますが如何に。


区画整理事業であれば記念誌などを出しているケースもあるのですが、「西徳土地区画整理事業」の出版物は見当たりませんでした。
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10年位前には、この場所にたしか「西徳土地区画整理組合」の名前が入った掲示板があったような記憶があるのですが、枠のみが残されていました。

さて、水源の一つである「ツルマイ池」の様子や、はっきりとしないその場所も悶々としています。

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谷頭は、旧地形図を見ると東上線のすぐ北側辺りと考えられますが、大規模な谷の埋立が成された後、痕跡はあるのでしょうか?・・・
と歩いて見ると、地図で見て取れる谷頭付近のそばに、うっすらと窪んだ場所がありました。
スクーターの置いてあるあたりが窪んでいて、過去の険しい谷はこの付近から写真左=北方向へ落ち込んでいたようです。

流域を歩くと、ところどころで「ゆんゆん」した地形が見られるのですが、それが湧いていた名残なのか、造成で均される過程でできたのかはっきりしません。
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「ゆんゆん」窪んでたわんでいます。
コモディイイダのあたりも窪んでいました。

「鶴巻池」の場所については、資料によって場所が少し異なるようで、

A.西徳第一公園の竣工碑に拠ると「徳丸小学校」「西徳第一公園」の付近→オレンジの丸
B.「いたばしの地名」では2パターンの書かれ方で、
 ①つるまき~徳丸1丁目 板橋西清掃事務所、徳丸小学校、西徳第一公園の一帯の「最下段」
 ②久保、"弦巻池"~西台4丁目。現在では埋め立てられ平地となっていますが、昔は前谷津川の大きな谷が南北に走っていました。”弦巻池”もこの谷の中にありました→ピンクの丸/弦巻池は西徳第一公園の東側の谷の中にあった池。埋め立てられて今はありません。→緑の丸
C.記事中で既に触れている「田柄用水を訪ねて」という教育用の冊子に収録された「練馬区水車分布図(M26北豊島郡全図を下図にしているもの)」に見られる「鶴巻池らしきもの」→青い丸

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Bの②については「いたばしの地名」の中に地図があり、それぞれの地名を示す範囲が囲まれていたものを大体の感じで再現してみました。
丸が二つ「集合」しているエリアの可能性が高いのでしょうか・・・?ここまでくると、もう東隣にすぐ蓮根川の谷が近接してきております。

また、伝承という形では、

D.「いたばしの昔ばなし」に登場する「鶴が池」の伝承では、位置に関する所だけ抜粋すると、「昔、西台村の円福寺の法蔵庵阿弥陀坂の下をおさむらいが馬に乗って通りかかった。さむらいは畑仕事をしていた百姓に向かい、鶴が池への道を尋ねると、「この道をまっすぐ行くと京徳観音の森がすぐ見えます。その森の近くにある大きな池が鶴が池です」と答えたというもの

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京徳観音が紫丸で、直線が「弥陀堂の坂」と呼ばれている坂。坂の下は東側を指すような気もしますが、そうすると話の筋に合わないし・・目印の少なかった時代なのである程度距離の離れた場所が、武士や百姓の立ち位置または指し示す方向とも言えますが、、、

鶴巻池に関しては、「五段田遺跡」の発掘資料の中で、地元の西台在住の古老の方のお話として
「家々の周囲では大根や茄子を栽培し、収穫された生大根は鶴舞池で洗い・・・」という記載がありましたが、詳しい位置や、いつまで池が形として残っていたのかが依然としてはっきりわからないままです。

ちなみに私は、上の地図でいうと中央から見て斜め左下の公園「徳丸1丁目公園(徳丸1-35辺り)」付近が鶴巻池の雰囲気に何となく似ているので、心の中の「鶴巻池」と見立てておりました。

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↑これも6年以上前の写真で、そのあと訪れていないため現状はどんな雰囲気なのか・・・

五段田遺跡の人々は、鶴巻池の水に触れ、鶴の姿を目にしたのでしょうか。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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おまけ
西徳通り沿いに残る、遺跡のようにも見えてきてしまう土台。年月の経った流木?で格子が掛けられていて、不思議な雰囲気。

暗渠ハンター・Lotus62さんがこちらの谷戸を既に取り上げていらっしゃいます。




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by onnbubatta | 2017-08-17 10:05 | 前谷津川 | Comments(2)

前谷津川のショート・蓋暗渠と、載っかりもの

久しぶりの前谷津川関連です。

上流~中流(ヒエラルキーではない)界隈のちょっとした蓋暗渠たち


◎しのがやと公園そば
以前見掛けていたものの、「またの機会でいいや~」と全容を追究していなかった物件

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下流(すぐそばが前谷津川本流)方向を向く。

このフェイドアウト加減というか余韻というか。
化石発掘グッズのような道具で、この砂利をどかしたい・・・




















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初回訪問時に視認していたのはここまで。
しかし少し続きがあり、蓋暗渠は突き当りの塀を曲がっていたのでした。

























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直角に西へ折れて、半分が蓋暗渠(等辺に近い蓋)、半分がカーペット敷き。



























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塀の上に見返り美人中の猫ちゃ。

家々の裏手で通行は躊躇われたので
反対側に回り込みます。

小虫がうわんうわん浮遊していました。

途中からはカーペット敷きの上に敷石が置かれています。















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蓋暗渠が確認できたのはこの地点まで。






























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此処での用途は、ちょっとしたガーデニングコーナー及び物干し台設置スペースというところでしょうか。

プランターがスキー板を装着しているようですね






















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塀の上は猫ちゃのダイニングスペースだった模様です

































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◎森川医院の暗渠(仮称)

持っている旧い地図で森川医院の隣にある為、この名称でインプットされているもの。
(現在、医院はありません)

2011年お盆の訪問で、いささか古い写真ですが

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段差やマンホール、古びたコンクリート構造物(鉄筋入り)が特徴と言えば特徴。
写真には写っていませんが古びた一斗缶が当時は置いてあって、ちょうどその頃
「一斗缶殺人事件」というのが世間を震撼させていた時期で、ちょっと怖くて不気味
だった記憶が甦ります。

ここは北側の「松月院通り」から見ると微かながら凹んでいて浅い谷地形が体感できる場所



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頭上にはざくろの木が覆いかぶさり・・・




























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上流側の蓋暗渠ではない辺り(半分くらいは舗装されている)の塀の上には割れたざくろが
乗っかっていました。











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乗っかりものといえば、他所では目黒区の清水池辺りの暗渠でも。
これも古い写真です・・・同じく2011年の10月。

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写真が暗い!
トマトかと思いきや・・・















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たぶん熟しすぎた柿じゃないかな・・・

干してるのかな。














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こんな暗渠のそばでした。
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by onnbubatta | 2013-04-30 17:05 | 前谷津川 | Comments(0)

前谷津川の原始流末?高島平のくねくね蓋暗渠

こちらの事は過去に何回か記事で書いていますが、いずれも写真が小さいので改めてみました。

板橋区新河岸アナーキズム暗渠
前谷津川 源流付近の事②

前谷津川の現在の流末は新河岸川ですが、新河岸川が開削される以前は荒川に注いでいました。
(白子川と同様です)

現在の流末の少し北側にくねくねした蓋暗渠があり、そこは私が一番好きな暗渠の一つ。

しかしここを流末というにはあまりに幅が狭いのだが・・・

以前にも書きましたが帝都地形図では良く似た形状の水路が前谷津川として荒川に注いでおり、そこが江戸時代には旧徳丸村と旧志村の境界線になっている。

荒川の出水時に当該水路に入りこんでくる鯉を採って江戸まで届けていた、との古文書の記載の引用も。

やはりここの水路が前谷津の流末では???
荒川の土手の手前辺りは痕跡がふっと消える。オレンジ色の、にくい奴。(谷津)

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入り口から少々歩を進めると現れる大胆なうねり。
この辺りはきれいに舗装済みです。
春に訪れました。



















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排水溝を覗くと水が結構溜まっているのと、はしごの名残?が横切っているのが確認できます











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この地点から蓋暗渠が姿を現します。
継ぎ目がセメントで補強されているのでしょうか。
























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舗装部分と蓋との境目を振り返ります。蓋が下流。
























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変わった形状の焼却炉が緑陰に打ち棄てられていました。
(丸田祥三さんの棄景っぽいです)























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両サイドは不整形に連続して展開する耕作地になっているようで、夏に来た際は茄子などが植わっていました。













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またふっとさりげなく蓋がフェイドアウトして土が露出します。
本当ここは不思議な所。























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砂利道が現れてこの先で行き止まり。
ここの暗渠の特徴は、境目の曖昧さ。

いきなり民家の入り口などがありますので、うろうろしているとちょっと怪しい人と思われるかもしれません。












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簡易な衝立状のもので行き止まりになっています。その中に双子??の猫がいました。
ザ・ピーナッツ。(古)
警戒心の強い猫たちでした。
網戸が大活躍。


「にゃんだ?!」















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通行はできないので回り込んで振り返り眺めるとこんな感じです。
区の清掃工場の煙突が網戸の青とマッチしています。






















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しまいに何故か細って狭められてしまい・・・の憂き目に



























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完全に金網に囲われてしまい、事業所内へと消えてしまいます。
視認できる最後の姿がこれ。
両サイドを草で飾られた蓋暗渠。
「あんたは本当に元・前谷津川かい?私はあんたの存在を信じてこんな所まで来たよ。」
心の中で会話して戻ります。

土手脇の道路にも回りこみ、頑張って土手にも降りて見ましたがこの最後の痕跡は解明できませんでした。


~別の場所から眺められる機会があったので、蓋の美しいカーブを堪能します。
ご覧下さい。
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まるで蛇。
見よこの芸術的なうねりを。















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今、独りでアツくなっています。
楽しい耕作地と相変わらずアナーキーな水路跡。
耕作地には「発酵 鶏ふん」とかかれた肥料袋も無造作に置かれて。奥深い。
素晴らしい暗渠でした。



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久方ぶりに荒川へご挨拶。今にも泣き出しそうな曇天ですが・・・
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なんだろこれ桜草?
でもブルーのもあるし。いやはやきれいな段々。


























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付近の工場街を歩いていましたら、新日鉄の工場の中にこんなのが垣間見えました。
鳥居のマークは社章でしょうか。
興味深いです。
工場街、周りが巨大過ぎて、いくら歩いても進んだ気が全然しません。
巨大な建造物の前には、自分はちっぽけな存在だな~と。

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荒川の蛇行跡(これもメガ暗渠といえるかも)を整備した公園にて。
その蛇行跡は「おいてけ堀」というみたいです。









今回長くなってしまいましたが最後までお読みいただいてありがとうございました。


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by onnbubatta | 2012-08-06 17:01 | 前谷津川 | Comments(4)

ヒエラルキーではワンランク上の水路跡。西台2丁目:功泉湯脇

こちらの水路跡、プロフィール画像の猫さんのふるさとです。
パーツ的に「猫の揃えた前足」超萌え党首です。
あと「ターゲットを発見した」時のマジな顔と尾っぽも。

初記事の際にも少し綴りました。
前回記事の周辺を北に下っていきます。

数年前に行ったきりだったのですが、偶然新たなプチ事実が判明したので再訪。
いつ来ても大きな変化が無くて妙に嬉しい場所です。

d0250051_105324.jpg最上流部辺りより。流末の高速方面を臨む。
悪水路だったのでしょうか。













d0250051_1072247.jpg近くで見つけた腐食がちの焼却炉。
水路跡関係の探訪時にしばし見られるのは何故?
連関が知りたいです。

ステンレスの浴槽もいくつか出ちゃってますね












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白いポールの先から、通路上に門扉が続き、「通り抜け禁止」プレートが無用の通行を阻止しています。













d0250051_10143191.jpgタモリ風に言えば「下町的」風物なのでしょうか。
鉢のオンパレード。













d0250051_1017539.jpg私邸内に入るようなので、端折ります。














d0250051_1019952.jpgこの辺りから、大好きな光景になってきます。
ちょこっと崩壊しかけたスロープと
破損した管.

様々な境い目に味がある。










d0250051_10224846.jpg◎◎寮、と表札のあった素敵な建物。
プロパンもそうですが、
愛して止まない「外の洗い場」












d0250051_102449100.jpg失礼して、近距離で。
手前の木柱や大型ポリタンク、時の経過した落ち着き。















d0250051_10281578.jpg清水池方面の水路跡に雰囲気酷似。
(私的な感覚です・・)

木造の下見板もこちらの重要な配役。












d0250051_10294765.jpgコンクリートの教壇みたいな部分が、トップ画像の猫さんがいた場所です。
やはり今日も猫が。しかも三匹いますよ。
ここは猫場だったのですね。
オーナーでしょうか

人工芝引かれて、かなり雰囲気違います。

にゃー






d0250051_10333934.jpg千手観音の管から水流音が聞こえてきます。














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時が止まったかのような平屋建ての家々。
和服姿の人が現われそう・・・
ひっそりと佇んでいます。













d0250051_10364831.jpg最後は銭湯「功泉湯」の薪貯蔵スペース?に出てきました。
薪で焚いたお湯は温まりそうですね
ここまでくると、もう荒川沖積エリア、首都高の高速下。
手前西に前谷津の峡田道があり、そちらに合流していたのかもと考えて前谷津カテゴリにした次第です。










d0250051_10454135.jpg見事なまでに酸化鉄に昇華された物件














d0250051_10471658.jpg厳冬の澄み切った青空に良く映えます。天晴れ。
連棟で食料品店とお蕎麦屋さん、だった様子。
天丼、かつ丼、玉丼(?)

ちなみに大学生になってはじめて
「天津飯」と「そば湯」というものを知りました
~「何?このジョウロみたいなのは?」金城庵なる店でのエポックメイキングな出来事でありんした・・・エルンスト・・・今「ジョウロ」と入力しましたら「如雨露」と変換されました!族の名前のようで驚き。風流。




この水路跡で改めてわかった事と言いますのは
「財務省の管轄である」

という事。

つまりお上の帰属なんですな。
いかなる経緯か興味津々
ちっと不動産関係関わっている時に知りました。

(自分が散策するような暗渠は大体において区の土木科の「水路敷管理」みたいなセクション(あるのか?単なる担当では・・・)で台帳管理されているんだと思うのですが)

学生の時分は研究名目でこういう方々の所に1人乗り込んでいってお話伺ったりしていたんですが
さすがに今「ちょっとこういう趣味でして・・・」と言う訳にもいかないし。

いいないいな~こんな台帳あったらご飯食べなくてもいいや~
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みすず学苑広告ポスターの登場人物・・・
エスカレートの度合い凄いなーー



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by onnbubatta | 2012-02-20 09:01 | 前谷津川 | Comments(2)

前谷津川 長谷津支流(徳丸2丁目)

なかなか痕跡の確認しづらい支流ですが、ながやつ支流にちょっとだけ想いを馳せてみます。

(他の支流~、中尾谷津(不動通り)、完全に消された窪地~鶴舞池からの流れ、は取り上げません。また、階段祭り等でやる箇所もあるかもしれません)

都立高校裏の道と、ほぼ並行するなだらかな8mくらいの幅の道路の間。


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急坂から北方をのぞむ
左手前の鬱蒼とした木々の中に谷地形の痕跡を感じます













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何かわかりにくいですね















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なだらかな道の方に廻ってみると



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竹やぶです




















本当に痕跡がわかりにくいですけど、坂をほぼ下って右折した先に面白そうな小道があったので



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木の柵がいい味出しています。
















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降りていきます



















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こんな階段で





















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細部。境い目が粗くて面白い
















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色々な青のオンパレード。
















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水色のトタンが鮮やか。
長谷津の流れは高崎橋付近で前谷津に合流していたようですが。















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こういうアパート懐かしい。
昔こういう中で走って遊んでてそこの大家さんに怒られたなあ・・
そこは共同の洗い場があってね・・











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此処からも出ることができました













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出た近くにも面白そうな階段があったので

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ここにもブルーシートの水色が。
上がって右に観音堂がありました。














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降ります
















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.............................................................................................................................
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高崎橋そばの暗渠っぽい路(不動通りから)
徳丸6丁目











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最近なかなか時間的余裕が無く記事を編めないので(写真と書きかけは滞留している)
夏に書いたものを放出・・・



当面、更新等ゆっくりになるかもです~
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by onnbubatta | 2011-11-18 16:53 | 前谷津川 | Comments(2)

前谷津川 源流付近の事その②

源流付近の短い支流等について綴ります。

ぶれた写真が多くなってしまいました。


赤塚新町の支流


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上流ほど草が生い茂っていて通行かないません
(普通通行しないけど・・・)












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草ぼうぼうから、石敷きに変わりつつ流れていきます
サイドの黒壁が雰囲気があります。
エノコログサも結構伸びていました











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ここで一度上流方向を振り返って。

石と草の境目辺り。














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道路との交差ポイントが見えてきました

















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交差ポイントから、もう一度上流を向いて撮影

















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わかりにくいので細い線で流路を引いてみました。

草が繁茂していて接地面が確認できないほど。
ここからズボッと奈落に落ちるんではと怖くなりました





(香港のお店に行くと床が抜け落ちるように細工が施されており、落ちて第三世界に売り飛ばされる、という話を思い出した・・・)







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また交差部が見えてきました


















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辿ってきた道を振り返って。

















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道路を横断すると東武東上線の踏切際でこんな感じに続いていきます。

マツバボタン?がきれいでした。














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向きの順番が変動しますけど、上流側を向いて撮影

















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低くなって立入禁止ガードの置いてある場所が本流筋。
ここで合流。
短いけれどいろいろな表情がありました













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この奥が本流上流です。





















本流部入口(川越街道側)にまわってみると、昨年と様子が変わっていました。

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不法投棄が多いことが嘆かれている様子です


















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そのうち金網とかされちゃうのか。
本流だし、何か碑とか設置してどうにかならないものかな。
















前はこんなに障害物(ブロック等)無かったです。
こんなテープも。。。



おまけ。赤塚新町で出会った井戸


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木が今にもブロック塀を押し出しそうです
















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本流入口の隣のビル。
元はガソリンスタンドだったようです。
窓が大きくて大好きなデザインなのに。。













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投石だと思うけれど、割れてて悲しい。
















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上のビル脇を曲がって少しの所にあるクリーニング店の看板が面白かったので














 川越街道、小鳥屋さんや卓球塾?があってなかなか楽しかったです。


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成増のすずらん通りという商店街の中に不思議な空間がありました













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営業しているのはお肉屋さん
















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反対側から。

















................................................................................................................................

前谷津川の旧流末について、すっきりした事。

やはり、 新河岸アナーキズム暗渠
の水路が旧流末であるようです。


江戸時代に、旧徳丸村と旧志村の境となっていました。

荒川が出水した時にその旧前谷津川の流末に鯉が入ってくる事を利用して、江戸までその鯉が届けられていたそうです。

前谷津川の別名に「イ川」というのがあって面白かった。


出展:帝都地形図より

スッキリ。

・・と思ったらまた訪れたくなりました。

..................................................................................

金木犀の香りがいっせいにたちのぼりはじめましたね。


今ほど芳香剤の香りが多様化していなかった昔の記憶が鮮明で、やはりサワデ~・・・。


咲き終わったら、オレンジの星屑のように道路に散りばめられる光景も楽しめます。
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by onnbubatta | 2011-10-03 20:05 | 前谷津川 | Comments(2)

石仏と懺悔

前谷津川に沿って。

途中で見つけた気になるもの。


擁壁の中腹?の石仏。

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宙に浮いたような立地感が
楽しい。











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これを見た時、鳥取の投入堂が頭に浮かびました。

本家の投入堂は、役行者が麓で組み立てて断崖まで運び上げた
とかいろいろ浪漫と想像をかき立てます。
一度見てみたい。有り得無い所にあるから。
三朝温泉とセットで。



米子の居酒屋さんは、今までに行った中で五本の指に入る程美味でしたなー



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ここからは思い出話。

子供の頃はよくお寺で遊んでいました。

鐘をガンガン突き鳴らして、怒ったお坊さんが出てくるのが楽しかったな~。

要するにワルガキですね

空き地とか無いし(ドラえもんとか見て不思議に思ってた、、土管って何?みたいな・・)、

東大なんかボール遊びする為の遊び場でした(最高学府なのに・・・)



ある日遊びながら、石仏をよく見ると、ある鬼?が別の鬼を踏みつけているような構図。

見ているうちに妙な正義感が頭をもたげ

「悪いやつめ。懲らしめてやる~」と

その悪者認定の方の鬼を、石でかる~く削っちゃいまして・・・




長じてからおそるおそるその石仏?を確認したら、風化のせいか、その箇所すら
確認出来ませんでしたが(汗)

その行為のせいで呪われるんじゃないか、とか考えた事もあったので・・・。

ちょっと心に痛ましい、キュンキュン・・・

(「痛ましい」という単語を聞くと、ジョイスの短編 painful case を想い出します。)



あとは、紙のにおい。

小さな製本所が点在していたので、そのにおいが懐かしい。

何か紙のにおい嗅ぐと、フッと戻されるのです。。。当時の空気に。

道端に、裁断された紙の切れ端が舞っていたり(今で言うシュレッダーのごみみたいなもの)


音も独特のリズムがあってね。どこも窓開けてやっていたし。



.................................................................................................................



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廃タイル風呂。浴槽。

いかなる用途だろう?
前谷津そばにて。






..................................................................................................

雲ってずっと眺めてても楽し~。飽く事無し。
くもじい、いるかなー。
雲もよいですね~
水が原料ですし^^

月見もいとをかし。
月明かりがベランダにさすのを、この年になってはじめて気づいたさ




....................................................................................................

昔みた「探偵ナイトスクープ」で、近鉄か南海電車で北上通勤(痛勤)してるサラリーマンからの依頼で、

「こんなに大変な思いするなら(通勤ラッシュ)いっそ自宅近くの大和川(昔は日本一汚かったですね)を船で北上すれば良いのでは」

という素朴な疑問から、実証に至った回の話がいつまで経っても楽しく思い出される。

途中川底が浅くなって座礁して断念し、普段の数倍の時間をかけて会社にヨレヨレで到着した依頼人
と、それを温かく迎えた上司。。

のお話。
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by onnbubatta | 2011-09-26 09:53 | 前谷津川 | Comments(0)

前谷津川 横谷津支流 あやつ何やつ

ものの本では、こちらが本流ではと思料されています。

理由はこちら側に橋供養塔が在るから。だそうです。

正室vs側室みたいな感じでしょうか。

まず以前の記事↓にて綴った源流部を再度載せてみます



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本流源流部
言う事聞かなくて申し訳無いです
昨夏











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昨夏

あの~
少しは本流らしくできませんか?
このブッシュを進んでいくと、出口は
立入禁止
というか入口も通行禁止ですが・・











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上のブッシュを進んでいった箇所。これは今夏。
以前はこんな柵はなかったです。

この辺りの事は又の機会に綴ります。





.........................................................................................................
一方こちらが、横谷津支流と言うか、本流もどき(扱い)というか。
上の本流源流部より東に200m程度。
この石碑が橋供養塔なのでしょうか。風化していて自分は判読できませんでしたが・・



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ここでハプニングというか・・
最近よく声掛けられるのです。
何を撮っているのかと。

「ふ、古いものが好きで・・・石碑を少々」

何で正直に暗渠って言わないの~

それも何だかアレだしねえ・・・






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八百屋さんの地所。
横谷津ではここが一番
好きです。
梅干しの容器がいいですね




←ここで写真が切れてる
みたいに見える~。
柵です





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この先、小学校の校庭下を横断します。

「横谷津マンション」なんてあって楽しいです。












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マンションそばの祠
覆屋もあり、大事にされています。
色鮮やかなのは・・・造花。












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ちょっと周囲をお散歩。
真新しい駐車場に旧い井戸。
その後、自販機を置かれて息苦しそうでした。

昔は井戸を埋め戻す時は、井戸神様が息ができるように
地上から竹筒をさしたそうですけど


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廃井戸
持つとこ?が欠如















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ドクダミが這う小さな側溝。
赤塚6丁目















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本流との合流部近辺。
傍流が沢山。













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好きな場所しか載せていないのでだいぶ端折りました。最後テキト~でした


夏休みの宿題を今になって提出した感があります。

「先生~ぼくちんハワイ行ってたので宿題間に合いませんでした~」





というかいまだに溜まっているのです。

 
前谷津には何で弁天様いないんだろう。

 不動明王は二体あるけれど・・・

前谷津の不動明王はまたの機会に綴ります
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by onnbubatta | 2011-09-19 09:23 | 前谷津川 | Comments(2)

板橋区赤塚で水音を聴く。陸の船(前谷津~梶谷津)。妖怪おりがみで〆。

前谷津川のメイン支流、梶谷津に注ぐ小流を訪ねました。

仮に「船首支流」としましょうか。


気に入っている分かれ道から。(流れとは順不同)
Y字路、と呼ぶより分かれ道、が好きかな~
でもY字路も捨て難い~葛藤

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暗渠の散策として訪ねたのは、右奥。
ここが、船に見えるのです。
そして「宙船」のメロデーが脳内を流れ始めます。

小さい五差路を形成していて好ましいのです





宙船がひとしきり流れそして終焉を告げると、「戦艦ポチョムキン」とかどーでもいいワーズがあれこれ頭の中に浮かんでは消え。あ~サイレント。



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この日は随所にTVが打ち捨てられていました

本当に放棄テレビよく見掛ける。
あと何故かフライパンも








水音が激しいです。
目を閉じれば、そこは畔。
涼すら感じられたりして・・・
(人間の脳って至極単純な面もあるらしいから)






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みなもと方面へ歩を進めますが、
明暗分かれた感じが見通せます
この辺りは左擁壁が重く、暗し。
工学的には大丈夫なんだろうか。こういうタイプ。
老婆心ながら。







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陽光差し込んできました














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がくの部分が星型で、可憐かつ花火や夜空を思い起こす。
サルスベリは色が多様で楽しい。ちぢれ具合も佳いです













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奥はかなりの地所を有するお宅と見える。















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石積みの外壁が続く。
シオカラトンボ、自転車カゴの色と同化していますが。













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塞いでも染み出す。













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こちらはダイレクトに。
いきなりジャージャーくるのでしょうか












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この先奥行きは無い様なので、戻ります。
(銭湯が至近)












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船を再び。
出航ラッパが鳴り響き・・・












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この階段の下は梶谷津支流の緑道として整備されています。












緑道そばの、傾斜のかなりある側溝。
緑道に向かって落ちてきます。
流しそうめんが・・・
つゆと薬味持参で











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一応柵がされています

衣川の柵はほころびにけり。












おまけ。


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至近の階段。
ここにもテレビが落ちてゐた・・
階段の上がいきなり感あってスリル有り
(赤塚7丁目)










↓湧き水

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徳丸4丁目。
隣は真新しい建物のようだったけど、ちゃんと在りました
流量もそれなりに、しっかり下水に落ちていきました・・・










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下赤塚駅方面に戻って出会ったもの。
「悩み相談、カウンセリング、癒し」的な店の前にて。


陸の船、また別物を今度載せる予定です。
クルージング、ご一緒にいかがですか。
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by onnbubatta | 2011-09-08 10:01 | 前谷津川 | Comments(2)

前谷津川 梶谷津源流。廃タイル哀タイル

前谷津最大の支流、梶谷津の源流付近。

梶谷津、は赤塚1丁目付近の旧字名「梶山」に面する谷津から。

現在でも「梶山不動尊」や、少年野球のチーム名に残っているようです(ポスターが貼ってあった)。

また「上谷津」や「横谷津」の地名があり、前谷津の「横谷津」の流れについてはまた別の機会に

綴りたいと考えています。



さて・・・赤塚一丁目のスーパーから北(下流)は緑道になっています。

川越街道を越えてもなお侵食されているのですが、そこにははじめて訪れました。

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とっても小規模なすり鉢。
渋谷とかと違って小さいから、自分が「おさまってる」感を体感できる。













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この辺がルーツかな?
ルーツ飲んで
GO!

















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蓋暗渠のようです。
















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反対側に回り込みますが、土地の高低からすると少し違うような気も
















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少し西寄りに歩を進めた地点の土地が若干低かったです。
幾筋もあったのだとは思料されますが・・・













川越街道を渡ります。

こちらは旧い地図で、水路線が引いてありました



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さあご一緒に
吸い込まれ
溺れませんか?此処で・・・

「悪くないな。」
















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もう一本並行する路が、暗く、あやし。


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蚊の巣窟


















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錆びた金網の下に溜り水が光り
、私を呼ぶ。
















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これは・・・
愛しの廃タイル!(アルタイルみたいだな~)


















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近寄らずに、いられない。
キャントストップアイエヌジーだ。


















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黒田清輝みたい。
お風呂場だったのかな。
かなり風流なバスタイムだった事だろう。

何故ここだけ残るのか。
タイルは剥がし難いのだろうか。
はみ出した生活の跡。






廃タイル特集、いつかまとめます。(自己満足です)


東武東上線の線路を越えます。




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左が線路の壁。

















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少し引いて電車と一緒に撮影。谷頭側に向かって

最近改めて舗装した感じですね
















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並行する路も行ってみよう


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この先、整備されてる。




















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更にお隣の路へ。
井戸が見える


錆びきった井戸の色と
洗濯ばさみの青色って
何て素敵なんだろう。

呼応しあうからか。











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by onnbubatta | 2011-09-05 22:05 | 前谷津川 | Comments(2)


暗渠、猫、池、高低差、崖、弁天、軍遺構、建築、階段、廃線、天体   その他徒然(適当です)


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