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小豆沢(あずさわ)井戸谷津~で鍵付きの蓋暗渠、等

この辺りの崖線は結構迫力があり見上げて圧倒されるのと、足元では湧き水がジュクジュク滲みだしていて「際」を実感できる界隈でした。

大分前にこの辺りの涌水を案内してもらった事があります。(薬師の泉等)なので各メジャー所を割愛しているかもしれません。

崖線から新河岸川方面に何筋も水が落ちていたようですが、蓋暗渠は偶然に見つけました。


d0250051_17543188.jpg路面に向かって斜めの鉄板。段差があります。
(ここに雰囲気が似通っている蓋暗渠を大泉の比丘尼橋そばで見かけたことがある)
柵の奥にはどんな世界が展開しているのでしょう。
引き込まれます。












d0250051_17591783.jpg鉄板に南京錠が!
湘南平か。
直下から水音が途切れる事無く響いて、私の水琴窟。


























柵があるので中には入れません。サイドから観察を続けます。
d0250051_1851320.jpg出口のコンクリート蓋が少し不規則なのも良いですね



























d0250051_1865877.jpgこの角度からの様子も気に入っています。
蓋の間隔幅は比較的広い。
横から見られると確認できる、蓋上部の横穴群が好きなんです。













d0250051_18121362.jpg反対側の出口から回って眺めた所。
蓋の合間に正方形の格子状排水溝が。




























d0250051_18142221.jpg覗くと、ハシゴのパーツが一本横切っているのが見えました。





























d0250051_18442472.jpg出口の方から撮った写真。
どこからか水が湧き出しているのか滲み出しているのか。



























d0250051_18471791.jpg車道と交差する出口付近には四連のマンホール。



























d0250051_1848146.jpg車道の向かいには規則的に花壇がハンギングしている擁壁。
市松模様にも見えます。
市松模様のクッキーってハイカラだったよな~。
どうやって作るのだろうと。













d0250051_1854861.jpgかたわらの路地にあったもの。
パンチしてみたい!

昔、空気を入れて膨らます「バーバーパパの起き上がりこぼし」(子供の背の高さ位)
が無性に欲しかった・・・その頃からのパンチ願望がここにきて甦りました。





















d0250051_18591353.jpg北赤羽の袋小付近の崖線に似ています(延長線上だし)
















d0250051_1914766.jpg電撃殺虫機」びりびり。




























d0250051_1965080.jpg御手洗不動尊の御手洗池。
眼病に霊験ありとか。現在は眼に入れるには難ありの水質との事。














d0250051_1993655.jpg

覆屋の緑青が雨で落ちたのでしょうか、路面も緑がかっています。















別な季節に訪れた別の暗渠さん達の写真が闇鍋ファイルに埋もれてしまい、出てきません・・・
発掘次第、ここに綴ります~。(薬師の泉そばの大善寺谷津周辺。)

この辺り、井戸谷津という古名が付いており、至近の遺跡調査の本に「小豆沢体育館の東の
ノッチ部分には現在は認められないが涌水があったと考えられる」と触れています。
ノッチ部分って何用語?機械系の用語でも使うみたいです。まあ調べたら「U字・V字の切れ込み」だと。ここでは谷津の事で良いのかな。


あとコメント中の七子崎→七七子崎、です。奥東京湾の入り江だとか・・・



97年の航空写真
d0250051_13271645.jpg
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by onnbubatta | 2012-08-24 16:05 | 新河岸川 | Comments(4)

前谷津川の原始流末?高島平のくねくね蓋暗渠

こちらの事は過去に何回か記事で書いていますが、いずれも写真が小さいので改めてみました。

板橋区新河岸アナーキズム暗渠
前谷津川 源流付近の事②

前谷津川の現在の流末は新河岸川ですが、新河岸川が開削される以前は荒川に注いでいました。
(白子川と同様です)

現在の流末の少し北側にくねくねした蓋暗渠があり、そこは私が一番好きな暗渠の一つ。

しかしここを流末というにはあまりに幅が狭いのだが・・・

以前にも書きましたが帝都地形図では良く似た形状の水路が前谷津川として荒川に注いでおり、そこが江戸時代には旧徳丸村と旧志村の境界線になっている。

荒川の出水時に当該水路に入りこんでくる鯉を採って江戸まで届けていた、との古文書の記載の引用も。

やはりここの水路が前谷津の流末では???
荒川の土手の手前辺りは痕跡がふっと消える。オレンジ色の、にくい奴。(谷津)

d0250051_15313684.jpg
入り口から少々歩を進めると現れる大胆なうねり。
この辺りはきれいに舗装済みです。
春に訪れました。



















d0250051_1535641.jpg




















d0250051_15354574.jpg
排水溝を覗くと水が結構溜まっているのと、はしごの名残?が横切っているのが確認できます











d0250051_1537817.jpg
この地点から蓋暗渠が姿を現します。
継ぎ目がセメントで補強されているのでしょうか。
























d0250051_15392562.jpg
舗装部分と蓋との境目を振り返ります。蓋が下流。
























d0250051_15404165.jpg
変わった形状の焼却炉が緑陰に打ち棄てられていました。
(丸田祥三さんの棄景っぽいです)























d0250051_1543599.jpg
両サイドは不整形に連続して展開する耕作地になっているようで、夏に来た際は茄子などが植わっていました。













d0250051_15461084.jpg
またふっとさりげなく蓋がフェイドアウトして土が露出します。
本当ここは不思議な所。























d0250051_15491747.jpg
































d0250051_155601.jpg
砂利道が現れてこの先で行き止まり。
ここの暗渠の特徴は、境目の曖昧さ。

いきなり民家の入り口などがありますので、うろうろしているとちょっと怪しい人と思われるかもしれません。












d0250051_15574664.jpg
簡易な衝立状のもので行き止まりになっています。その中に双子??の猫がいました。
ザ・ピーナッツ。(古)
警戒心の強い猫たちでした。
網戸が大活躍。


「にゃんだ?!」















d0250051_1673359.jpg
通行はできないので回り込んで振り返り眺めるとこんな感じです。
区の清掃工場の煙突が網戸の青とマッチしています。






















d0250051_16103870.jpg
しまいに何故か細って狭められてしまい・・・の憂き目に



























d0250051_16114824.jpg
完全に金網に囲われてしまい、事業所内へと消えてしまいます。
視認できる最後の姿がこれ。
両サイドを草で飾られた蓋暗渠。
「あんたは本当に元・前谷津川かい?私はあんたの存在を信じてこんな所まで来たよ。」
心の中で会話して戻ります。

土手脇の道路にも回りこみ、頑張って土手にも降りて見ましたがこの最後の痕跡は解明できませんでした。


~別の場所から眺められる機会があったので、蓋の美しいカーブを堪能します。
ご覧下さい。
d0250051_16195715.jpg
まるで蛇。
見よこの芸術的なうねりを。















d0250051_16213779.jpg
今、独りでアツくなっています。
楽しい耕作地と相変わらずアナーキーな水路跡。
耕作地には「発酵 鶏ふん」とかかれた肥料袋も無造作に置かれて。奥深い。
素晴らしい暗渠でした。



....................................................................................................

久方ぶりに荒川へご挨拶。今にも泣き出しそうな曇天ですが・・・
d0250051_16242135.jpg
なんだろこれ桜草?
でもブルーのもあるし。いやはやきれいな段々。


























d0250051_16282563.jpg
付近の工場街を歩いていましたら、新日鉄の工場の中にこんなのが垣間見えました。
鳥居のマークは社章でしょうか。
興味深いです。
工場街、周りが巨大過ぎて、いくら歩いても進んだ気が全然しません。
巨大な建造物の前には、自分はちっぽけな存在だな~と。

d0250051_16334431.jpg
荒川の蛇行跡(これもメガ暗渠といえるかも)を整備した公園にて。
その蛇行跡は「おいてけ堀」というみたいです。









今回長くなってしまいましたが最後までお読みいただいてありがとうございました。


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by onnbubatta | 2012-08-06 17:01 | 前谷津川 | Comments(4)


暗渠、猫、池、高低差、崖、弁天、軍遺構、建築、階段、廃線、天体   その他徒然(適当です)


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