馬込~内川上流部との再会

ごきげんいかが~谷だよ~パラダイス。
出だしは光ゲンジです。馬込九十九谷。

時は光GENJI全盛期の頃。
馬込の友人宅に遊びに行った際、当時は付近に営団(現東京メトロ)の社宅・寮がありまして。
(車両工場もありました。今は学校を建設中)

何気なく目に入った営団住宅の敷地には開渠の水路が!水があったかまでは記憶にないのですが・・・結構感激しましたよ。その友人の知り合いも居住しているとか聞いて
「つてを辿って何とか中で見られないものだろうか・・・」
と心の中で悶々。哀れな若者です。まだピュアな時代の、鮮明な原点的記憶。

馬込は道路の立体交差も面白いし(東京インのサンデーサンでよく食べた)、交通局の車両検修場もあるし新幹線は通ってるし、交通の愛好家にとっても魅力的な街です。

そして冒頭に述べたように起伏が半端無い。
「よくここまで喰い込むよナ~」と思わず独りごちてしまうほどどこみても谷が入り組んでいる。


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ここです。
奥に新幹線の線路と鉄橋を望む事が出来ます。
写真の左から右へ内川が流れ下ります。
写真手前からも谷戸が切れ込んでいるようです。
(馬込では往々にしてある事。)




環七の辺りから緑道を流れ降りてきたので、もう開渠の無い気配~悲しさは十分身にしみています。
(途中に一筋、あからさまな支流がありました。)
敷地全体を回り込みます。


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あの時見た水路も、きれいめなブロック敷き。ブロックが互い違いに組まれています。
両サイドの擁壁が白々と。
いつ頃の措置なんだろか。。。







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そこからは水の染み出し?も見られました

本当に・・・開渠だったのですが・・・











↓突然ですが、これは愛用の地図「昭文社 どこでもアウトドア東京山手下町散歩」
2001年の物で若干古いけれど、標石や地蔵、花の名所、遺跡、文学の登場シーン等しっかり押さえていて、小型で見易い。と、非常に使い勝手が秀逸。
私の目は昭文社・ゼンリンの表記慣れしているのでそれもポイント。
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環七辺りまで、内川上流部は青の実線表記。

「この辺り一帯は馬込城(中世の城)」表記もかゆい所に手が届く粋な説明。








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丁度700系が通過。
新幹線はよく乗るけれど、馬込の近辺は行きは弁当とか食べてるし、帰りは寝てるかガサガサ降車の仕度してたりで。ここらは意識していなかったなあ。







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ここまでは真っ直ぐの水路跡でした。贅沢言えませんが、満足感はいまひとつ。
この地点からは蛇行しつつ下ると色とりどりのお花が植えられて、舗装の材質が変わります。
ここから先の蛇行具合が良かったんだけどな。
(そうは言っても車両工場時代に改変されているでしょうが)






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高架の線路に沿って開渠が。
西から東へ、結構な勢いの水流がありました。
(ちょっと洗濯物が映り込んでしまい、お住まいの方申し訳ないです・・・なるべく入らないように撮ったんですが・・・)

溝の底はオレンジ色。石神井川の吐水口でお馴染み。
板を渡してある辺りが手前に向かって段々になっています。



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少し落差のある地点で水しぶきが。
格子模様はタイルではなく、網の影です。













郷土博物館で見つけた写真。ちょうど同じ地番です。
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中馬込3-19。
上の開渠水路かどうかはわかりませんが、この辺りに洗い場が昭和38年頃まであったということですね。
女性の笑顔が素敵で、見ていて嬉しいお写真です。





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沈殿した泥を落す作業、大変だった事でしょう。

















ここの地点で内川は一旦行き止まりに(高架)なるので、西のほうの坂を登ります。


左は広大な地所を有するシクラメン園。ビニールハウスが。
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シクラメンの「ン」の点部分のレタリング、洗練されています。よいな~
このお向かい辺りに宮の下児童公園があり、先程の洗い場の地名との一致を見ます。








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視界が抜けます!
和光市に、これに似た感じの場所があった気が。(谷中川の谷戸)

反対方向にも深い谷戸を挟んだ眺望があり、キリ無い。
駅前の東京インに二泊くらいして谷戸巡りしたいなあ。













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新幹線にも人格が?
眉毛飛び出しちゃうほどの憤怒が?
被害者はスネオ似の男子の模様。
at二本木橋。


また下ります。






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先程の開渠水路の西端。
























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方々から水の集まる場所。
















高架を潜った内川。
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金網の中は暗く、草も繁茂していて確認できませんでした。













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下水道管埋設の用途の為、JRが東京都下水道局に貸し付けている状況。
期限切れてる気も。











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何故かバーベルが置いてあったりする砂利道を蛇行。













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横から側溝も。
























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この先は工事現場で行き止まり。
























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左のビルの窓だかドアだかが何か気になる。
中学高校が移転してくる計画のようだが、この水路跡はどういう位置付けになるのか。










以前は、このようなな要望もなされていたようだ・・・今となっては少しでも考慮されているのか全く判らない。
旧内川の水路敷にせせらぎを復活させる会~用地概要
自然公園案
自然公園では全く無いですね・・・学生さん達に、足元の内川の事知ってもらえたらいいのにな。


さて工事現場内は通行不可能なので脇道を歩いていきます。
この辺り、ベルベッドアンダーグラウンドから、かなりバッドスメルが。。。

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この辺りから、植え込みのある緑道化する内川。
(手前のこんもりした植栽)
そして工事現場。



















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お向かいの商店。
木が中心のお店?これ立派な柳(だったかな?)。
柳の木の下では息を止めましょう・・・

















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たぶん中身は無かった、瓶の自販。




















とりま第二京浜まで。この先は整備された緑道。


おまけ。
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垂涎の郷土博物館にて。水止舞の獅子頭(女子)。
~日照りの解消を願って、藁の竜頭を海に放ったら見事雨が降った。
ところが今度は雨が一向に降り止まない。
そこで三体の獅子頭を舞わせたら雨が止んだ・・・
という目まぐるしい展開のお話に出てくる獅子頭。
竜と獅子って相殺しあうキャラクターなのでしょうか?また一つ勉強になりました。
「過ぎたるはなお及ばざるが如し」ふむふむ。


↑理想的な歯並びです。&
子供の頃抱いていた「怒っている最中のおかあさん」を具現化した姿っぽい。



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郷土博物館二階の床は一面地図。このくらいの古さがいい!













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発狂寸前でした。
















少し立ち寄るつもりが、あまりの資料の充実振りに嬉しい長居になってしまいました。
「六郷用水の会」とか「水路の会」とか、素敵な活動団体さんがある地域なのですね。

大田区は低地部も水路が縦横無尽でしたから、、またまたこちらの方に来てしまいそうです。
本当に「学ぶ楽しさ」を改めて与えていただき、ありがとうございました。
深く深く感謝致します。
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by onnbubatta | 2012-07-13 12:10 | 内川 | Comments(5)
Commented by lotus62 at 2012-07-13 16:38 x
私も内川上流とその周りの谷たち大好きです。
「あからさまな支流」、中馬込2-6から西に伸びるやつですね。支流合流点付近にあった「ドライクリーナース エルム」を見て初めて「クリーナース」という言葉に触れました。未だに意味はイマイチわかりませんw
それと、6枚目の写真あたりは、しばらく工事をしていたところかと。綺麗なクネクネ緑道になったんですね。へえー。学校の工事の進み具合とかもとても興味深いです。
洗い場の資料もはじめて見ました!あそこらへん、洗い場たっだんですねー。貴重なものをありがとうございます。

それと、床面地図。興奮されるのとてもよくわかりますw
数年前に資料館の方にいろいろお話を伺っていたら、あれを縮小したようなもの(A3裏表のコピー、水路とたしか名前入り)を頂いたことがありました!ちょっと家に帰ったら確認してみよっと
Commented by onnbubatta at 2012-07-13 20:54
>lotus62さん
クリーナース、店を閉めたばかりだったかと記憶しています・・
語感気になりますよね!どこで区切るのか、ナースは関係あるのか、複数形なのか、「スムーズかスムースか」みたいな永遠の命題的な投げ掛けです。
というかこの日は詰め込み学習の弊害、的な感じでクリーナースの事すっかり忘れてしまっていました。ありがとうございます!
lotusさんが訪れた際は工事中だったのですね。どんな様子だったんでしょう~?とても気になって眠れないくらいです。
紙の(神の)水路図があればいいな~と強く願っていたので・・・存在するんですか!?ラックを見回したのですが、見当たらなくて。今度聞いてみようかしら!!
Commented by lotus62 at 2012-07-16 15:47 x
よろしければ今度お会いできる時にコピって差し上げますよ。私のも資料館の方から無料で頂きましたから、複製には問題ないと思いますし。家の資料を探ったら、床のと同じような様式で細かな用水名まで書いてありましたし、たぶん床のやつの元かまたはその逆か…。
Commented by lo at 2012-07-16 16:11 x
あ、さっそく訂正します。全然床のほうが精密ですw 床の写真は一生大事にしてくださいw
Commented by onnbubatta at 2012-07-17 08:44
>lotus62さん
床と同様式で紙!それは喉から手が~。
床を凝視した感じでは、台地部は更に青い線を書き込めそうな仕上がりですね。お言葉に甘えて、お会いできるあかつきには催促させていただきますね。ありがとうございます!イエイ。


暗渠、猫、池、高低差、崖、弁天、軍遺構、建築、階段、廃線、天体   その他徒然(適当です)


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