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鮮やかに艶やかに散るらむ・・ 解体目前の豊島区役所&豊島公会堂

本年4月を以て、豊島区役所&豊島公会堂が解体されるとの事。
2つの建物は不思議な渡り廊下で結ばれていて、切っても切れない関係。

豊島公会堂は一度だけ中に入った事がある。区役所庁舎の方は、草63のバスから眺めるだけの存在で特に強い思い入れがある建物というわけでもない。

しかし、以前「帝都地形図」の池袋の頁を眺めていたら、この場所がかつて「荒玉水道会社」の社屋であったこと、1932年(昭和7年)に豊島区が成立した際、区役所として荒玉水道株式会社の社屋がそのまま使用されたこと、隣地には「池袋製氷所」があったことが記されており、少しずつ興味を持ち始めたのでした。

水気要素が染み込んだ土地。

周りも見ていくと、「津村敬天堂」(津村順天堂の親戚筋の模様)という会社建物が見つかったり、地図鑑賞は本当に愉しいひととき・・
(ムヒの池田模範堂とか、亀屋万年堂とか、この系譜良いね~)
 



両建物の窓はピンク色にお化粧されていました。
桜の時期と何かつながりがあるのでしょうか。

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こちらは旧区役所庁舎の方。
「きっと少しずつ忘れてしまう」

庁舎の解体と関係があるのかないのか、調べていません。



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豊島公会堂の「堂」の字上部の窓。
「終わりは寂しいけれど、どこかわくわくするね」
満開間近の桜が触手を伸ばしています。建物と、桜の暗喩のようで・・・
(桜の樹は残るのかな?)


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写真中央が旧区役所庁舎、右側が豊島公会堂、左側は公園
桜に関しては、咲く前から散ることを考えて悲観してしまうタイプです(心から喜べない)



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豊島公会堂の【豊島】部分。

「戦争で焼けた私をみんなが助けてくれたの」「もうここからはいっしょに行けないの」
限られた色使いながら、青部分がじわりと効いていて。狼のベロが青い点が、「妖怪人間ベム」における青の際立ちを連想させます。


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「私はみんなに大切な思い出を作れたかしら」
オーバーハングの崖のような地形で。「公」の字もシンメトリー且つ呆けた顔のような書体で楽しい。



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こちらの窓枠アート、絵本の挿絵のようで物語を感じます。
絵の意図やモチーフはわかりませんが、美しいだけでなく哀しさ・不安さ・少々の不気味さ(特に豊の字の上の絵)を訴えてくるような印象があります。
あと、この少女の蝋燭を思わせる風貌。周りを灯した後、消えてなくなるイメージなのかな・・・?

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公会堂楽屋口の方に回ると、荷物の搬出というか片付けのような作業が始まっているようで
何故か書籍が散乱しており



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図書館の印がついた図書も放られて?いる状態でした。
昔の地図を見ると、図書館だった時代もあるようですね。その当時の除籍本なのでしょうか。。。

今現在の中央図書館は東池袋の駅前ですが、そのまえは都電向原の近く(春日通り沿い)だったようなのです。
しかし、私はこの場所が旧中央図書館だとずっと思っていました。
手持ちの昭和38年地図ではこの場所が中央図書館。昭和58年の地図では向原。


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何故か栗林中将の「散るぞ悲しき」。よりによって、というか。
背後の、土台のみ残るパイロンの残骸が借景という。



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駐車場側も各種設備が取り外されていました。


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おねんねする時のように置かれた黄色い手袋。



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作動した事があるのかないのか気になります。忍び寄るヒマラヤスギ??の先端とのバランスも気に入っている一枚です。



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奥が豊島公会堂側。手前の旧区役所庁舎と渡り廊下で連絡できたようです。



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何事も無かったかのように、モノレールなどやってきそうな雰囲気です。


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閉鎖された駐輪場、まるで一区間だけ梯子式開渠を見ているような。


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旧区役所庁舎側の窓。
「豊島区域の約7割は城北大空襲により焼失」

表情は、伏し目がちの睫毛ただそれのみ。
豊島公会堂の方の窓枠「戦争で焼けた私をみんなが助けてくれたの」→「私」の主体は何?庁舎群?土地そのもの?
はたまた心・・・?



明治通り側に廻って、区役所庁舎の玄関口に向かうと、以前は玄関口入り口に向かい合う形で存在していた、男女の対のレリーフが痕跡だけになっていました。


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まず、女性の方。群舞のような躍動感ある動き、揺れる裾。。全員マキシ丈。
レリーフ本体が残っていた時分に目にした記憶はあるのですが、単色の作品かカラーだったのか思い出せずにいました。


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女性1 おおよその面積を算出できそうなタイル上にありました。
今となってはメッシュ図上の作品に見える妙味。




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女性2&お子様 楔痕のようで、少し痛々しい印象も受けます。特に頭頂部の穿たれた跡が。




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女性3 三人の中で最も享楽的な動きに見える(筆者の印象)。この女性だけ、頭部がそっくりそのまま剥落しているので髪形が判らないし、鳥を擬人化したような形状になっています。(「舌切り雀」の絵本に登場する形状に近い)




続いて、男性バージョン。

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ギリシャ神話に登場する男性のような印象。
隣の鳩?の儚さ、訴えくるものあり。


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作品中央部の男性&お子様。肩口から伸びているのは・・・羽?翻るマント?
元作品が取り除かれているゆえ、色々と想像を巡らせる事が出来ます。一番筋骨隆々とした姿に力強いイメージを受けます。

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時代物のテレビ(チャンネルをカチャカチャするタイプ)と共に、今まさに無くなろうとして歩を進めているのでしょうか。
何処に向かおうとしているのか。。。



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追記 都バス草63ってこんな特徴を有するバスです

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上60の運行本数の極端な少なさ・・・儚し・・

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池袋を代表する?縦長の堂々たる電飾。

最近、池袋が落ち着きます。みんな(本当は)大好き池袋。


~補足。~
昭和38年の住宅地図を見たら、下の航空写真(同じく昭和38年)のピンクで囲った箇所が図書館でした。そして緑で囲った部分にあったのが、銭湯:寿湯。こんな所にお風呂屋さんがあったのですね。今、ベローチェの入っているビルの箇所。

やはりここにも水気があったみたいで。。
荒玉水道、池袋製氷所、銭湯。
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グーグルマップではまだ「豊島公会堂」の表記がかろうじて残されていたのですが、goo地図では既に無表記でした。(5/24)

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2016年6月、旧区役所庁舎、公会堂ともに唸るような重機の音が響く中、渡り廊下、呆気なく消失していました。







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by onnbubatta | 2016-04-01 14:58 | Comments(14)

筋のような、函型水路跡特集。

明確に水路でした、と今のところ言えるのは、以前に記事にしたこちら
板橋区熊野町の水路跡だけなのですが、趣味の部屋的に陳列してみます。

その1
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谷端川沿いに存在。何気に護岸状の石垣や添えられたグリーンも奥ゆかしくて良かったです。
状態としてはほぼ埋もれ。

























その2
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こちらは水路跡かどうか断言は出来ませんが、十条の自衛隊敷地から流れ出る暗渠を追っていて
出会った物件。小規模ながらついていた蓋が途絶えて、筋状の痕跡が見え隠れします。
北区王子新町。
水系系統としては石神井川


















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この曲りざまに、ぐっときませんか。
ちなみに画像左側の石は「陸軍用地」の境界石です。
もう、ドブでも側溝でも何でもよくなります























その3
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葛飾区西新小岩5丁目のお寺脇で出会った物件。一方(北方面)からしか様子を伺えないのですが、
定期的に手入れがされているようで、溝の輪郭がはっきりして端正な印象。























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ズームで奥の様子を見てみると、奥はちょっと落ち葉が溜まっている箇所も。
画像暗いですが、何か秘密の小橋みたいなものが架けられていて
興奮で倒れそうです。




















その4
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ここもその3と同様、北区志茂4丁目のお寺の脇に残っていたもの。
かなり古い住宅地図にこのお寺の南端を通る細い水路線が描かれてはいたのですが
(他の水路跡が一ミリ幅くらいだとしたら、ここはマジックペン程度の細さ表記)
先程と同様、一か所からのみ確認が出来ました。

水路跡(疑惑)の際に佇む黒猫しゃ。様になりますね






※猫は商品に含まれません



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猫ちゃのいないパターン
奥の方は若干の乱れがある模様です
























またコレクションが出来てきたらいいな・・・














2014.11追記(追悼)

筋状ではないけれど、ここも気になっている水路跡。
現存するかは不明(2013夏~秋撮影)←(ゆ様から頂戴したコメントによると、この姿は既に失われているようです。残念。)葛飾区西新小岩3-44辺り。d0250051_1747160.jpg
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by onnbubatta | 2014-04-29 14:08 | Comments(6)

中世の国境地帯及び大河の川底を歩く~三郷・八潮間の旧中川河道

葛飾に憑りつかれて徘徊したり地図を眺めたりしているさなか

「おお、これは・・・!」と目を見張った地帯あり。

明らかに川の蛇行を改修した痕跡。


越境して、おそらくはじめての三郷市入りとなりました。


暗渠というには規模が大きい。メガ暗渠かな?

やはり境界モノかな~暗渠界のlotus62さんが「境界ハンター」として既にご活躍♪、私も猟友会の端くれとして綴ってみたいと思います。宜しくお願いいたします。



三郷市と八潮市に跨る市境線。

古代から中世にかけて、下総~武蔵の国境を為していたそうです。




「金町の北にある」くらいの情報しか持ち合わせず、北口からバスが発着するものと思い込んで
いたら、バス停にはそれらしき行先が書かれておらず。。

バスの列に並ぶのか並ばないのかどっちつかずの体制でモジモジ混乱していたら
背後のご婦人から

「並んでるんですかっ013.gif」とプレッシャー。。

ん~でも一番前の座席を確保できそうだったので、乗っちゃいました。
(かなり手前の葛飾西水元辺りで降ろされましたが、発見もあったので良しとします~)


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市境線の東側辺りに自然堤防が発達しているのが判ります。
戸ヶ崎の地名はそこ辺りから起こったのかな。


楽しみ~





河道跡区画は梯子状になっているのです。




市境が大場川と接する地点は八潮南公園になっています。
八潮市側には近接して日本煉瓦潮止工場がかつてありました。
(潮止、はこのあたりまで感潮域であることから付けられた地名)
いつまであったのか正確に確認できていないのですが、昭和60年くらいの地図ではまだ残っていました。地図の下、屈曲している「大瀬」周辺です。
(元は江戸川沿いにあった金町製瓦が設けた工場。金町製瓦はその後日本煉瓦に吸収)

中川沿いは煉瓦や瓦の製造が盛んだった時期があるようですね。

日本煉瓦といえば深谷が有名ですが2006年に清算し、最終的な本社所在地は板橋区大山であった
とwikiで意外な発見が。

さあ歩き始めます。


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南を向くと、水路が開渠で細々と抑制された姿を見せてくれます。



























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北側を向くと

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青い水門とポンプ小屋。
赤・黄の縁石?。

三色揃うと公園ぽい空気が醸成されます。

実際ここの一角も公園でした。





















水門の裏側に回ります
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まだ水を湛えていますが、わずか数メートルで突如細流の水面はなくなり、
何事も無かったかのように整然とした住宅地が現れるのでした。




















意外な事に、当該市境ラインの真上は住宅街の静かな道路と
家々の境目とを繰り返し成して行き、

凹んでいるとか水の痕跡を想起させる路面は見つけられず。
(今回境界線の東側を少し歩いたに過ぎませぬが)

埋まった大河は見事に均され、周囲の住宅地に変貌しているのでした。


実に静かで落ち着いた戸建中心の街並みが佇んでいるので
「ここが当に境目!」的な写真は撮りませんでした。





しかしながら、すぐ脇に蓋暗渠道が市境界と平行するような形で連坦としているではありませんか。
大河の土手下で水を受ける側溝の如く。

こちらからのお誘いを受けたので、歩いてみることにしました

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幾何学的に装飾された車止めにこんにちは。


























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横から愉快な蓋も仲間入り&参戦してきます。






























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ドッキングの現場


















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歩き進めると、「片側に幅寄せタイプ」に変化したり。





























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蓋自体の形状変化も楽しむことが出来ます。

車止めの片方は蓋を貫通していて、
柵は跨ぐタイプになっています。
























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対峙する






























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道路と交差する地点の脇、お店が並ぶ一角に建っていた
おそらく水神宮。

表面の、上半分くらいは欠損してしまっていますし
サイドも斑に剥落しかけているのかな。

水神宮。水元ではいくつも見かけました。
















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ここは屈曲が出てきて魅惑の地点です。

柵は片足突っ込みタイプ。



























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乱入者その2
































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ここで、広めの車道と交差します。
横断した先にも蓋暗渠が連続しています。



























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この先も気になる所ですが、蓋暗渠追跡はここまで。
境界線上に存在した水面は僅かなれど、この「メガ側溝」歩きも実に面白かった!

車道(バス通り)を右方向へ進み、また市境ラインジャストを目指します。


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また路傍に時を物語るものが。
赤いコーン衆の三名を従えて、ガードされているのかもしれません。












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上部には欠けた痕跡と、円型に文字(もんじ)?のようなものが囲まれています。
寛政7年の銘もはっきり。


























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通りに面して、雰囲気のあるたばこ屋さん兼洋品店がありました。
そこの角にあったレトロな丸いポスト。

























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こちらの看板娘さんもランドマーク・・・?
伏し目がちでアンニュイですが

























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異次元にワープ中の美女

何か目を見開いちゃったみたいに見える~



























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異次元から戻ってきた美女

こういうお店があるのは、ここが旧くから人が行き交っていた通りだからでしょうか。

























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そして京成バスの戸ヶ崎操車場。
操車場といってもこじんまりとしたスペースでした。

河道跡が、バス通りと交わる地点の脇に立地します。





lotus62さんの提唱?する「川跡=バスターミナルとしての転用」説の条件とも符合しております。



大河の川床を起着点として、今日も人々の移動を担う。



帰りはここから無事にバスに乗り、川床から揺られる感慨に浸りつつ金町まで辿り着くことが出来ました。
(金町駅南口の立派なロータリーに着きました)




ここから北、中川との接点までは未踏。また訪れたいと思っています。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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葛飾区側・大場川の土手手前で遭遇した水神宮














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笠を被って斜面につくねんと。































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たまたまここの近くで鳥居が見えたのですが、地図には神社の表記がなく・・・

ここについてはまだ調べ中。普通の民家かも?






















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水元の閘門橋へと至る通りの土手下に見えた、これもおそらく水神

























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流れのある川というより、溜のように穏やかな大場川














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水元公園内に残る、浅間神社跡の高まり。















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地形図上でも盛りがあるように見えます
(社殿は現在無し。昭和初期の地図には参道と社殿のような表記あり)







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煉瓦造り(金町製瓦製)の閘門橋。元の名を「二郷半領猿又閘門」。
都区内では唯一の煉瓦造りのアーチ橋。

古利根川(中川の埼玉県側の呼称)・大場川の水害を防ぐ目的で明治時代に設けられました。

今回歩いた旧河道はこの橋のすぐそばで合流していた事もあり、古くからの洪水多発地帯。

葛飾区側の「猿又」辺りには出水のさなか、自ら人柱となった老人の物語が伝わっているそうです。
(不思議とその後に水の勢いが収まったとか・・・)




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落し物を拾って下さる駅員さんの姿にも似ています。













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三郷市側に入り、二郷半領用水にまたもや煉瓦造の橋が。

ここの煉瓦も金町製瓦と関係あるのかな?
(エリア違いますが、先日十条で見かけた陸軍施設遺構の煉瓦塀も金町煉瓦のものであるとの
事でした)












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肥船が往来していたんですね。。

















またこの辺りは、「鎌倉」という飛び地が島状に残されていて興味深いです。
(戸ヶ崎、の飛び地も散りばめられています。整理関係でそうなったのでしょうか・・・)

大場川を越えて葛飾区内にも鎌倉地名があり、「さいたまの鎌倉村に由来している説」を聞いてこの辺りを指すのかな?と興味津々。

葛飾の鎌倉界隈も歩いていますので後日暗渠散策レポート致します。

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鎌倉飛び地、一部は大場川にかかっています。

大場川に向かって、住宅地の中に並行して縦に伸びる道は二条通りとか八条通りなどと
条里制のような名づけがされていました。


最後に
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東武ガスのマンホール
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by onnbubatta | 2013-11-26 12:04 | Comments(8)

春の小豆沢・赤羽~三つの池・井戸・階段等

小豆沢~赤羽あたり。

小豆沢の台地近辺は初めて、赤羽界隈は数年振り!


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教室の椅子みたい。服地が伝線しそうな木目ぶりが古びた味わい。小豆沢。














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小豆沢神社近く。
神社周辺の古色蒼然としたくすんだ色合いの中で
独り匂い立つような妖艶なお花。名前判らぬ。

→ツツジの華やか版かと思いましたら
「石楠花」しゃくなげ、でした。






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日の基青老閣にいた猫ちゃ。
ここらにいる猫たちはみんな毛色がミックスで、微妙なニュアンスのある色でした。














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キャプテンハーロックみたい・・・?















何ゆえ老人ホームに来たかというと
以前、地下水で自己施設の上水道をまかなう「専用水道」の記事を書いた時に
ここ「日の基青老閣」もリストに名を連ねていたので、ちょっと寄らせていただこうかと。

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東西に細長~いお池がありました。
(敷地に隣接して、ちょっとお参りするようなお堂があるのです。)
























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廃銭湯。赤羽
側面はガラスが割れていました。















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こんな意匠もあるのに勿体無いな。


















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茂みに陸軍境界石。桐ヶ丘
































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赤羽自然観察公園。真下が谷戸。
ここに都市計画道路、本当に通るのでしょうか。



























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道路が都市計画決定されているのはこの崖上。
マジで?


・・・でも都市計画道路って
計画は何十年も前から存在はしつつ
工事に着手するまでの間、長い期間経過しているものも多いし・・・
















そして前に車で通過してからずっと気に掛かっていた大恩寺近辺の窪みを歩いてみました。
素敵な響きのバス停「赤羽郷」至近

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いきなり階段好きの心を掴む物件。
段数控えめ、両サイドに孤を描きながら展開する美物件

待ち構える三ツ星マンホールと優れた取り合わせ






近くに大き目のお犬様が複数いて、ビクビクしましたー


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窪地の廃井戸。
写真ではわかりにくいですが、地面のセメントが楕円状になっていて
往時の洗い場空間にしばし思いを馳せます
























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島下公園の方に戻る途中、もう一基ありました!






























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ん~どういう訳かセピア色になってしまいました。?
以前も井戸の写真を撮影している時、こういう現象が起きたんですが・・・
電池の残量とかが関係しているのかな?







参照:これは板橋本町だったかな・・・?の井戸d0250051_11174966.jpg


































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ちょっと脱線。水場の形が様々で面白い~改めて。

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ここの窪地は
なかなかいい写真が撮れなくて・・・





























亀ヶ池に向かいます

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興奮するくびれ。

































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池の裏手にある、北区の伝承をパネル状にした看板群が昔から不思議でした・・・















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橋欄干に、なにやら小さきものが・・・

















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亀ちゃん。(こう呼びかけると亀井静香みたいだな~)
赤ちゃん亀です~泥だらけ!













こんなに小さいと、道端に出て踏まれないだろうか。。
心配で気になって亀を観察していたら、近所の方が「このあいだこの辺の植え込みで生まれたみたい。卵生むようになってもうかれこれ3年なのね、このコ、またうろうろ脱走してるから戻さないと・・・」

とどこかへ連れて行ってくれました。一安心。

亀ヶ池の可愛い新入生でした。

何か縁起物を見た気分↑


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斜め横断はやめましょう
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by onnbubatta | 2013-04-23 08:48 | Comments(6)

上野と言えば・・・某日

とある一日の上野界隈散策を綴ります。

切っても切れないえにしの上野。
嫌いダサいと言いつつたまらない上野。
プール、ボウリング、買い物、映画全てここで娯楽が完結した上野。

勿論、水だって。藍染川に不忍池、忍川。
鉄道も芸術も。格調高いものから世の中のダークでリアルな現実まで。

上野は懐深く、優しく迎えてくれました。

はい、つべこべ。
鉱泉まだあるのかしらん。


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流れる水は無し。五條橋

暑い1日でしたが萩が枝垂れております。



























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上野東照宮下の橋。
ここの道沿いって、昔からだけど歩いていると次第に歩道がフェイドアウトしてしまう。。
向かいは上野動物園。
動きはほぼ皆無と言えるバイソンが好きです。
しかも近くには愛らしいプレーリードッグが展示されていて、またその対比が何とも。
毛も絡まってぐちゃぐちゃだし。




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東スポまで挟まっています・・・
もう少し大事にされてもいいでしょうー?














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視界が開けました。
不忍池で開催されていた水景アート。

95年に青山地区で、ワタリウム美術館主催で行われた「水の波紋展」という展示を思い出しました。

合わせ鏡のように輪が拡がっていきます。。。




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この板の上を忍者のように渡り、弁天堂に辿り着けるのでは、、本気でそう思い至りました














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桜木亭で一服。
大好物のラスポテト!

マッシュポテトを揚げたような食感で、まさにヨーロッパ


出っ歯 スリッパ ヨーロッパ







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ラスポテトという名称ではなくて、そうそうオランダのポテトで記憶していました

昔懐かしい写真の看板。お姉さんがヒッピーな感じでよろしい







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池之端へ。
守田仁丹は建替えられ、堺屋さんも外壁工事中。

歩くとこんな素敵な意匠のステンドグラスに出会いました











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にわとりのデザイン。朝日が昇る効果線ぽいのがあるから、朝のイメージなのかな。
奥にももう一枚ステンドグラスがあったのですが。
そちらは昼だったのでしょうか。





先程の不忍池の輪っかアートもそうですが、奥に連続していく造形って惹かれます。

この先を、行く先を連想させるみたいで。トンネルみたいですね


d0250051_11254389.jpg
湯島。秋ということでペガサス。
ペガスス???

湯島の駅出口の喫茶店のショーケースが昔から変わらなくてほっと安心します









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富士山のてっぺんだけの意匠が好きです


















d0250051_11291682.jpg
鶴の古風なデザインと、誠実の文字に惹かれます。

湯島の小道は初めての歩行です
表通りには昔ウエンディーズがあってよく立ち寄りました









d0250051_11305975.jpg




















d0250051_11342920.jpg
広小路へ。
私が上野に対して抱くイメージの5分の1くらいを占めている、蛇屋さん。
文字サインのデザインが秀逸。蛇うなぎ亀の「ぬるっと」感が良く表されていて。
ホルマリン漬けの蛇さんがショーケースに陳列されている店頭、昔は直視できませんでした

このケージが・・・また年季が入っていてオドロオドロシさを醸し出しているのです

上野動物園には昔「両性類館」という独立した建物があってね・・・
子供の頃は上野と言えば蛇の街というイメージが定着していました




d0250051_11363243.jpg
脇が小路になっていて蛇用の籠やケージが積まれています

アジアの雰囲気です


























d0250051_1146314.jpg
「二木の菓子」向かいの摩利子天にて。
手首の返しがいい感じ!
外国人の「NO」のジェスチャーみたいだし。

髪型は猪にインスパイアされているのかな?





















d0250051_11485996.jpg
おいらの青春、ABAB前のクレープ屋さん。いつも結構並んでます

OIOIもそうだけど、東京出身じゃない人は読むのが難しいらしいとの事。
私はアブアブ赤札堂と言える世代です






d0250051_11544631.jpg
オークラ劇場、きれいになりましたね
母に「見ちゃいけません」と言われるエリアです


























d0250051_11555780.jpg
アメ横へ。

中田商店でお買い物して、隣でけずり節体験を。
子供の頃は家で削ってましたが・・・

ここのかつお節は美味しいです。本当に。


















d0250051_120399.jpg
さようなら。
解体を待つ、夕暮れ時の上野松竹デパート








もちろん上野大仏さんに寄りました。
ああ上野駅。

人混みの中に そを聞きにゐく
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by onnbubatta | 2012-11-06 13:04 | Comments(0)

大正時代の石造りの洗い場(和光市)

春に訪れました。

場所が分かりづらくて、迷い甲斐がありました。あきらめて帰ろうかとも。
いつも散策の際は大体の目星をつけて、そこからは嗅覚を頼りにして、
到達後に住宅地図のコピイで確認したり。

d0250051_9151653.jpg
東武東上線。
・・・アブイ?















d0250051_9162990.jpg
谷中川の凹みがよくわかる場所。
ガンガン開発中なのが明らかで、少し複雑な気分。












d0250051_9181198.jpg
こちらの方がV字具合が見易いでしょうか。















d0250051_9212299.jpg
大きな変貌を遂げている最中のようです。
次に来る事はそうそう無いでしょうが、全く違った界隈になっているのかもしれません。










d0250051_9225746.jpg
崖と重機


















d0250051_9244435.jpg
やっと到着しました。
田舎のおばあちゃんちに来たような感覚。
訪問時はどなたもおらず、実際に使用されている状態はわかりませんでした。

近くに掃除道具が立てかけてあったので近所の方が維持されていると思われます。















d0250051_928042.jpg
洗い場の周りは石積みになっています。
大正5年くらいに造られたものだとか。
貴重な洗い場を見る事が出来てありがたいです。

木の斜め具合も自然な感じで良いですね






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隣に池もあって鯉が泳いでいました。
透き通った水の中に管が見えています。
池の上の崖は刳り抜いたように侵食された感じ。









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フラジャイルな雰囲気なので見るだけにとどめた木橋













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傍らで神様が見守る洗い場。
この神様の形相、ちょっと引越しオバサンを連想してしまいます。
布団叩きが似合いそう・・・
頭にドクロみたいなのつけてる・・・?
踏まれた餓鬼の、まんざらでも無さそうなへにゃっとした表情も面白い。




随所に味わいがあってとても惹かれた神様でした。



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末端は土管の中に流れ落ちて行きました。






























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周りの風景。
本当に静かな場所でしたので、ここで聞いた木々の揺れる小さな音がはっきりと耳に残っています











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風情の或る一角











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谷戸を挟んだ対岸の高台のマンションを臨む布団号。
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by onnbubatta | 2012-10-12 08:57 | Comments(2)

アンニュイな美女~レトロなパーマ屋さん

あえてパーマ屋さんと呼びたい。

d0250051_10513665.jpgけだるい姉さん。
上に貼ってあるのはキティちゃんとその具者かしら・・・














d0250051_10524677.jpg遊び人の兄さんと、実直そうなちょっと中井喜一さん。
















d0250051_10533042.jpgこれはサイケな姉さんだ~。
円にすっぽり収まってる所が、サインとして秀逸。



























d0250051_105648100.jpgこちらは正統派の美女。
流れる髪がまるで川のよう。
星座の本の「エリダヌス川」みたい・・・
髪の部分にのみ二種類の凹凸が施されているのも、手がこんでいる。
思わずついていっちゃいそうなファムファタル系の姉さんです。



d0250051_10585360.jpgこれは結構目にする。
横顔美人と、くるくる系。















d0250051_1103061.jpgこのメデューサ姉さんは前に若木の蓋暗渠の記事等で載せていた方。
田無でも会いました。
塗料が垂れているのがホラーでいいんですよね。

こちらも横顔系。






d0250051_9264062.jpgこれは・・・豪華な事にくるくるが横並びで二本、しかもサイズが大きい。
貴重です。
写せなかったけれど、円柱の側面(そんなのあるのか)に横顔美人もいました。
というか、正面の女性に気をとられすぎました。
スケートの渡辺絵美さんに似ているかな??
「山田れい子」こと三原じゅん子さんとか・・・

チークの入れ方が往年の玉置浩二さんを思わせます。
あと「すみれセプテンバーラブ」の一風堂の土屋さんとか・・・
(わからない方すみません)

お綺麗なのでもう少し大きく。
d0250051_929245.jpg「来てね」









・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

d0250051_11262538.jpg番外編。

大槻ケンジさんみたいな筋がポイントでしょうか・・・


























パーマ屋さん、床屋さんは生活に非常に密着しているので
駅遠の住宅地にも存在するから面白いです。

中でもパーマ屋さんは昔ながらの着付けをしてくれるような所に、上記のような味のあるサインがあったりします。

パーマの「お釜」も残っていたり。お釜、銭湯とかは残っているかな。。。

d0250051_956129.jpgお釜。宇宙的・・・











そう言えば、先日無数のカーラーを巻いたおばちゃんに街中で会って本当に目が覚めるような一瞬がありました。
もはや日本では絶滅寸前と思われている昭和の通俗風景です。

d0250051_9575748.jpg
外国では見るんだけど、外人さん(この「さん」不思議・・・)だと雰囲気が出ない。










綴りながら、

パーマネントを施した直後の「うわっ、こんなサザエさんみたいになってもうて・・・」
と取り返しの付かない動悸と、
「パーマネント=永遠」という意味を英文読んでて出逢った際の「目から鱗感」を思い出しました。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

前にも床屋さんのレトロサインポールと抱き合わせで廃自販機の写真をのせたので、最後に。

d0250051_10171998.jpgスリムタイプ。
グアバコーヒーって、聞いた事無かったな・・・



























d0250051_10211791.jpgこれもスリム
タイプ。こんぴらさんの御酒、ありがたい感じ・・・



























・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

追記


d0250051_09540511.jpg
壁埋め込みタイプの荒れた自販機。
ダミーの空き瓶が置いてあったり、ちょっと示唆を与えてくれる案件。3~4年前に撮ったのでもう無いかな?
「バイタル VITAL」とかろうじて読めるけれど、エナジー系飲料?
ボタンの形からして、電池の自販機でしょうかー


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おそまつ君のシール(ちょっと表情邪悪)が印象的だったので収集した一枚です。

何だかふと思い出したので貼ってみました。

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by onnbubatta | 2012-09-25 11:55 | Comments(6)

早稲田近辺徘徊~終章

前回こぼれた写真などを。

d0250051_11455211.jpg

入り口は狭いのですがとても雰囲気のあるお寺。宝泉寺。
1m弱の溝があり、しっかり架橋も。























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橋と塀のたもとにある緑のボックス・・・
寺のあちこちにこれでもか、と設置されています












d0250051_11494328.jpg
「キャット逃げら~!」
猫除けのようです。蚊の方が凄かったけどね~
近くに赤いものも無いのに、赤味がかった映りになってしまいました・・・
逢魔が時だったのかも。
逃げら~!





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「ぷらんたん」。
















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決まりのいい番地。
100って凄い地番だw。確か戸塚町は1丁目オンリーだったか?














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天気が良かった。















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大隈翁、子供の頃勉強中に睡魔が襲うと
柱の出っ張りに頭を打ち付けて眠気と闘ったらしいです。
この頃の人って凄いよな。。気概とか、全てが。






















佐賀の大隈記念館やその勉強部屋の写真

気づいたら記念館周辺の水路網も大変魅力的です!

いいな~saga・・・


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校舎のレリーフ。
構内はことごとく工事中で、近代的な建物に変化しつつあります。

下駄履いてる人とかいないのね。

















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こちらは袋小路のような場所にある大好きな建物。
残っていてくれてアリガトウ・・・




















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下見板張りの外壁や格子の窓がとても素敵。
建物もクランク小路に沿った形なんです。角の箇所が共同入口。









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純喫茶「エデン」

今と違って、昔は待ち合わせ場所として喫茶店が欠かせない存在だったとか。
(日経新聞月曜連載の「学生街いまむかし~集いの場、雀荘から学内カフェへ」より)















エデンつながりで何故かここで唐突に「田無のエデン」

d0250051_12352999.jpg

























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このメドゥーサねえさんには見覚えが・・・























d0250051_12431143.jpg
以前若木の蓋暗渠の近辺で出会っていた。
色違い。















若木の蓋暗渠の記事。

後半カオスな構成となりましたが、最後に蟹川周辺のアパートなど。

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外階段もあるのですね・・・。




















次回は慶応へ。
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by onnbubatta | 2012-06-28 13:10 | Comments(2)

廃銭湯のある街・江古田

早稲田歩きの続きを書こうと思っていましたが、いつも一貫性のかけらもなく。

「恐らく絶対気に入る、好みの濃い街なんだろうな・・・」とかねがね心に抱きつつも降り立つことの無かった街・江古田。

別件でちょっと寄り道しました。
準備としては、90年くらいの住宅地図を少し頭に入れておいた程度。
今回は地図無しのぶっつけ本番体当たり風任せにしてみようかと。この街はそれが似合いそう。

嗚呼、でもカスタマイズ地図持って来れば良かった・・・

d0250051_9434653.jpg住宅地図でも気になっていた江古田市場。活気ありました!
夕刻に再訪したい。
練馬区でもう一箇所行ってみたい市場があります。
生鮮三品等が入店する「○○ストア」、昔はそこここにありました。
今となっては私は対面販売、緊張してしまうのですが、でも魅力的です。
子供の時分、魚屋さんで貝がパクパクしているのを飽く事無く眺めておりました・・・


d0250051_9514876.jpgこここれは何?
交通量の多い場所だったので落ち着いて写真撮影出来なかった・・・
アーチの入り口が目を引く。いかなるシステム・形態!?
カクテルのメニューなどが書いてありました。
メロンのカクテル呑みたいねえ・・・
やはり夕刻にリベンジ、マスト。











そして・・・何やら異形イギョウの躯体が・・・
d0250051_95447100.jpg躯体下は駐車場になっているのですが・・・
巨大で全容がカメラにうまく収まりません














d0250051_1042795.jpg産業遺産の様な姿。
剥き出しに見える鉄筋はこういう意匠の装飾なんでしょうか?
粋です。













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失礼して中を見せていただくと
d0250051_10103216.jpg紛れも無い銭湯!
大きな窓、特徴的な天井、タイル絵。

古住宅地図で気にかかっていた
「銭湯浪漫」!こんな形で残っているとは。
計画的遭遇というか、、「見られればいいな」ぐらいにしか考えて無かったので感激です



d0250051_10131733.jpg
湿気で内壁の塗装が剥落したのでしょうか。
モダンな山並み。













d0250051_10195246.jpg
もう少し接写
瀬戸内海にデュアル富士、みたいな?
芦ノ湖か。


















外に出て角を曲がると・・・
d0250051_10214156.jpgモダン煙突。
かなり大きな銭湯だった様子が伺える。
駐車場以外は転用は困難か・・・スカイザバスハウス風とか。
銭湯の唐破風のオーソドックスなスタイルではなく
煙突も含めて近代的な様式で聳え立つ姿に度肝を抜かれた感じです。
これは解体にコストかかるのでしょうね。
現役の姿を見たかったです。いつまで盛業だったのか、全く判りません。
古めの地図見るとこの近辺、銭湯が多いです。
→文末に補足があります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
エンガ堀暗渠のお話も。
江古田斎場辺りの二手の流れが一本化する地点(公園)、古住宅地図では「埋立」とあっさり記されています。「池畔荘」という建物も。(かつての釣堀)
古い住宅地図の江古田斎場の箇所に、「宮内庁御下賜地」とあるのが面白い。
斎場って何で暗渠のそばにあるんだろね。落合も。
水垢離場でもあった浅間神社。富士塚は震災でダメージがあったとの事。
そして開渠部分が取り残されていた(もう舗装済み)品川電線辺り。
ここの車止め、何かスポーツライクなんだよねえ。スコアボードみたいで。
あとは旭丘の小流の細暗渠など。
また後日綴ります。

この辺りの暗渠銀座たちをを確認しようという考えはどうでもよくなってしまった程、インパクトのある物件でした。

関連:足立区の廃銭湯</a>

調べたい事がいっぱいある!

食べるのが翌日になってしまったけど「角煮サンド」も美味しかった。
(その隣にオバサンという店がありそこも美味しそうでした)
あと、もう一件行列しているパン屋さんがあって、帰りに寄ろうかと甘く考えていたら売り切れで即効店仕舞いだった・・・(自然系・ハード系のパンは苦手だから別にいいもーん)→(と言いつつ、後日リカバリーショットを打ち込みました!)
おしゃれなお店も結構あって、受け入れレンジは広そう。

d0250051_113388.jpgサンタイガーポンプ。井戸ではよく目にする。
























もう一件。裏から見た江古田の別の銭湯の煙突。根元を見たのは初めて。
d0250051_1041021.jpgけだし名筒。
「蓋し」って蓋(フタ)と同じ字なんだー。
蓋然性、とか愉快な言葉だなー





























廃材のベニヤを敷いた路地も味わい深い。
d0250051_1044276.jpg































旭丘のモダン銭湯跡、について少々補足を。

富士の湯さんといったそうです(平成初期の地図では「銭湯浪漫」との表記あり)。
組合誌から抜粋させていただくと、富士山が見えるので富士の湯。大正15年、大工さんが建てた店。
二、三代所有者が変わり、誌面当時(この組合誌も昭和61年のもの)の所有者さんが買い取ったのは昭和11年春。(2・26事件の為契約が一週間遅れた事が記憶に残るとの記載有り)

店の前の道路向かい側一帯は藪で覆われていた為、屋号は富士の湯だが通称藪の湯で通っていたとの事。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昭和直前の大正築、なんて本当貴重な建物を拝見できました。
(練馬区は史跡に登録しないのでしょうか)
富士山が見えたとか、辺りが藪だった。。。こんな背景を伺った上でまた見学できたら感じ方も違うのだろうな。

廃業された他の銭湯のお話も載っていて、どちらも昭和61年前後時点で内風呂の普及による利用客の減少、燃料費の高騰等を理由に経営が苦しい事を挙げられている。
しかし社会的使命というかそれでも通ってきてくれるお客さんがいるから続けているのだと。

神宮前の「まい泉」なんて特異な転用例なのかな。
そういえば、今街にある銭湯も、高齢者の入浴施設的な業態になってきている所が増えている気がします。


d0250051_9413675.jpg廃煙突の写真が出てきたので、一緒に。
こちらも煙突はこんな状態でしたが、高齢者入浴施設?っぽくなってました。。。
(板橋区中台)
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by onnbubatta | 2012-05-23 18:25 | Comments(2)

レトロ自販機。床屋さんサインポール等昭和の遺構

街で奇跡的に残っていた、そして出会う事が出来た一期一会的な自販機等。。
そもそも自販って日本独特の文化の象徴みたいに語られる事多し。
(当たり前に安全な国だという事等。どこにでもあるし。北海道の原野の中で殆ど周りが見えない漆黒の闇の中買いに行ったら蛾に覆い尽くされていたよ~ゲー)

d0250051_959583.jpg

中身は無けれども。破壊し尽くされたのか~?
このタイプ、小学生の頃或る日突然通学路に設置され、一躍注目の的となった。
金は無いのにボタン押したり、叩いたり。

採集地:足立区


d0250051_1041940.jpg
そこの近くにて。









.................................................................................................

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全容は判らないものの、ラガーマンを前面に打ち出した物件。
若さでダッシュ!と銘打っている。
西岡徳馬に似ているかな。

採集地:和光市







d0250051_1016212.jpg

これは往時の価格を知る事が出来る点で優れている。
ファンタは最近復刻版のパッケージで販売しているので、さほどこれを見て懐かしい感は感じられないのが残念。

メローイエローだ!
個人的にはアンバサ、マウンテンデュー、ファンタアップルがあるとなお良い

採集地:練馬区








d0250051_10201045.jpg

押したらどうなるだろ。
















★昭和時代には確かコーラの1L瓶がありました。
これが憧れでねえ・・・というのも「よそはよそ、うちはうち。我が家は買わない」。と。
(駄菓子屋へ行く事・縁日の屋台で飲食物を購入する事も禁じられていた。)

良く行く友人宅にはこれが常備されており、グビグビ飲める姿に羨望の眼差しを送らずにはいられなかった。
そのおうちで、いつも祖父母&両親の4人が卓を囲んで昼間から麻雀をしている風景がとても面白かったのだ。
応接間で遊んだりしていたのだけど、その子が
「面白いもの見せてあげようか~」
と持ち出してきたのが、尿瓶
「これおじいちゃんのだよ~。」
我が家は核家族。驚愕したのだった・・・

と言う訳でコーラを見るとシビンに繋がる困った不思議な思い出なのです。
飲みすぎは歯が溶けますよ・・・

ドクターペッパーもね。
似て非なる「A&W ルートビア」も。
沖縄に行くと気になるんだけどね(最近東京でも売ってる)

....................................................................................................................

d0250051_10364363.jpg
その近辺にて

統計データ有り。










........................................................................................................

最近、田端の記事で床屋さんの古いサインポールの写真を載せました。
以来気になってキョロキョロしています
田端の回の記事。
d0250051_10424986.jpg

採集地:北区神谷
巻かれています



























d0250051_10475521.jpg

採集地:板橋区
スケルトン・低木が貫通しています




























★目をつけていた古自販機、再訪時に無くなっていた物もありましたね・・・
(NCAAとかが入っていたような)

実家の方に「マミー」の自販があったのが何とも懐かしいんですが、それも無いんだろうなあ。

結構奥が深い奥の院、自販ワールド。
熱心に設置の営業をされている方のドキュメンタリーを見た事はあるのですが。。

あと「グーテンバーガー」、は腹が減っても一生買う事は無いと思われます。惹かれないのだ・・
セブンティーンアイスも食べた事無いなあ。。。

アイスと言えば→好きだったのは「宝石箱」!菓子屋に「下さいな~」と発声して入店し、オバちゃんを呼ぶシステム、まだあるのかしらん。

チェリオのCMに松村雄基が出てた事とか。。嗚呼昭和時代。素晴らしき哉。

★最後に思い出した・・・田端のバブルスポーツクラブのあった辺りに、健全でない本の自販機が地域で唯一存在し、皆でキャーキャー騒いでいたあの日々の事を。。

.............................................................
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by onnbubatta | 2012-04-23 11:54 | Comments(6)


暗渠、猫、池、高低差、崖、弁天、軍遺構、建築、階段、廃線、天体   その他徒然(適当です)


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